サッカーにおけるメンタルのコントロール


人間の頭部がパズルになっている画像

今回は、サッカーにおけるメンタルのコントロールについてお伝えします。

 

なぜ今回、サッカーとメンタルをテーマにしたのかというと...

 

多くの人が持っている強い欲求が、サッカーの上達に密接に関係しているからです。

 

私は身体の使い方やサッカーの技能だけに限らず、メンタル面にも興味を持ち、常にサッカーが上達する為の方法を指導者として学ぶように心がけています。

 

ですので、少々難しい話になる傾向があります。

 

それでもしっかりとお伝えしているブログの内容を理解し、それらを実践していくことで、必ず皆さんの心の中身も変化して、サッカーに対する考え方も少しずつ変わっていくはずです。

 

スポーツは個々が持つメンタルに左右される部分が非常に大きく、それによって今後の取り組みやプレーに影響を与えると言われています。

 

良くスポーツの世界で耳にするのは、メンタル面における「ゾーンに入る」という言葉です。

 

これはサッカーの南アフリカW杯で日本代表を指揮した岡田監督も良く口にしていた言葉です。

 

この「ゾーンに入る」が理解できて実践することができれば、今後のサッカーで確実に有利になれます。

 

サッカーにおける「ゾーンに入る」について

地平線を見つめて瞑想する男性

良くゾーンに入っている時に選手が感じる例としてあげられるのが、「その場面がスローモーションのようになる現象」です。

 

たぶん皆さんも一度はこうした経験があるはずです。

 

例えば...

 

手に持っていたガラス製のものを誤って落としてしまって、それが床に落ちる前に割らずにキャッチできた時など。

 

これは時間にすれば瞬間的な出来事ですが、本人の中ではかなり長い時間の中で起きたような感覚が得られます。

 

私も中学生時代に、県大会出場をかけて市内戦を行っていた時に、ハーフウェライン辺りからシュートをしてゴールを決めた時にこのようなスローモーションを体験しています。

 

他にも、中学2年の新人戦(こちらも県大会を決める市内戦)で2得点決めた際に、同じようなスローモーションを感じたことがあります。

 

では、このスローモーションの存在は一体何なのでしょうか?

 

これが前回のブログでお伝えした私の考える時間の概念です。

 

ゾーンに入っている時、人はとてつもない集中力を持つことができます。

周りの音が消え、そして全ての動きがスローモーションのように見えます。

 

つまり、その時の時間を掌握している状況です。

そこで私は考えました。

 

ライフキネティックで、この時間を掌握する能力を向上させれば良いのではないか?

 

私は1日1メッシを心がけていると以前ブログの中でお伝えしました。

 

彼(メッシ)のプレーは、まさにその場の時間を掌握しているように感じます。もしかしたら彼にとって時間は、我々よりもゆっくりと感じるのかもしれません。

 

当然、それによって相手の選手の動きもスローに感じられますし、周囲の状況もゆっくりと動いているように感じるのかもしれません。

 

これは当たり前ですが、周囲がスローに見える、または感じられる状況を作ることができれば、プレーをしていく中で絶対有利になれるはずです。

 

野球のバッターが、ピッチャーの投げるボールに対して、縫い目まで見えたと体験談で話していることがありますが、これも1つのゾーンに入っている時の例だと思います。

 

どのようにして「ゾーンに入る」のか


神経(シナプス)の画像

この「ゾーンに入る」というのは、どのように考えても我々の脳の中で起きていることだと推測できるはずです。

 

ですから、それを実現できるようにする為の脳にすることが重要です。

 

ライフキネティックでは、様々な条件や課題を選手たちに与えて、常に新しい課題にチャレンジするようにエクササイズを提供しています。

 

その中で、以前できなかったことが急にできるようになる瞬間というのがあります。

これは見ていて、その度に驚きの連続です。

 

エクササイズを提供している私から見ても、選手たちの能力が向上しているというのが分かりますし、たぶん時間の概念がそのようにさせているのだと思います。

 

では、どのようなエクササイズをして時間の概念を選手たちに与えているのかを簡単な例をあげて説明していきます。

 

 

例えば...

 

片側の選手がボールを1つだけ手に持って相手の選手と向き合います。

最初はそのボールを相手の選手に向けて投げます。

 

当然、これだけの課題なら誰でもその投げたボールをキャッチできるはずです。

では次の課題として、互いにボールを片手に持ちます。

 

片方の選手には赤い色のついたボールを持たせ、もう片方の選手には違う色のボールを持たせます。

そして、赤い色のついたボールを持った選手がボールを投げたら、もう片方の選手がボールを投げて、互いにボールを交換します。

 

この時に、以前と違っているのはお互いがボールを持っているという点です。

 

こうすることで、自分の投げるボールだけでなく、相手の動きや投げるボールにも意識しなければなりません。そして、この課題に変更すると、今まで簡単にキャッチできていた課題が難しくなり、キャッチミスをしたり、上手く相手にボールを投げることができなくなったりします。

 

どうでしょうか?

 

ここで私の時間に対する考え方ですが...

ある新しい課題を与えると、それまで簡単だったことが困難になります。

 

つまり、時間的に余裕が無くなります。

 

今までは相手の動きやボールだけを見て、自分の所に飛んできたボールをただキャッチするだけで良かったのに、今度は自分もそれに合わせてボールを投げつつ、相手の投げたボールもキャッチしなければなりません。

 

つまり、同じ時間軸の中で、やるべき課題が急に増えましたよね?

 

これはあくまでも一例なので、これを上手くサッカーの中に組み込んでいきます。

そうすることで、同じ時間軸の中で様々なことが実現可能になり、更にその時間を掌握できる選手になることができます。

 

ですから、ライフキネティックで次々と新しい課題を与えて、今までの時間軸とは違った感覚で、行動または判断ができる脳を作り上げていくことが可能になります。

 

あとはトレーナーの腕次第といったところでしょうか(笑)

 

私は世界トップレベルの選手の動きを常に研究していますし、どのタイミングで相手選手を抜いているのかも知っています。

 

ですから、ライフキネティックでそのタイミングを伝えながら、選手たちの時間軸をスローモーションにするエクササイズを提供するように心がけています。

 

これを毎週継続して行っていくことで、選手たちの動きや技能が向上し、更に個々の持つ時間軸の概念にも変化が出てくるようになります。

 

といっても本人たちには変化したという実感はあまり無いようです。やはり、以前から本人たちのプレーを見てきた親御さんが一番その変化に気づくようです。

 

まとめ


最後に、今回のサッカーにおけるゾーンに入る方法をまとめてみました。

 

・その課題における時間軸の中で、できることを次々と増やしていく。

・その際に与える課題の内容や設定がとても重要である。

・当然、サッカーのプレーに繋がる課題にすることが大切!!

 

以上となります。

 

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