カタールワールドカップ・アジア2次予選(ミャンマー戦)日本代表メンバー発表!キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦!!

 

今回は、”カタールワールドカップ・アジア2次予選ミャンマー戦の日本代表メンバー“と”キリンチャレンジカップのパラグアイ戦“についてお伝えさせていただきます。

 

先日”2019年8月30日“に、9月5日開催予定(鹿嶋)のキリンチャレンジカップ・パラグアイ代表戦と、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選ミャンマー代表戦の日本代表メンバーが”日本サッカー協会から発表“されました。

 

今回、どのようなメンバーが選出されたのでしょうか?

 

目次

①今回召集された日本代表メンバー

風でなびく日本国旗の表面にJAPANと書かれているイラスト

それでは、日本サッカー協会の公式サイト(http://www.jfa.jp/)を参考に、”今回召集された日本代表メンバー“を書き出してみたいと思います。

 

2019年8月30日時点の日本代表メンバー
【ポジション&選手名】【所属クラブ(国)】
GK川島 永嗣RCストラスブールフランス
 権田 修一ポルティモネンセSCポルトガル
 シュミット・ダニエルシントトロイデンVVベルギー
 
DF長友 佑都ガラタサライSKトルコ
 吉田 麻也サウサンプトンイングランド
 酒井 宏樹オリンピック・マルセイユフランス
 植田 直通セルクル・ブルージュKSVベルギー
 安西 幸輝ポルティモネンセSCポルトガル
 畠中 槙之輔横浜F・マリノス
 冨安 健洋ボローニャFCイタリア
 
MF原口 元気ハノーファー96ドイツ
 柴崎 岳デポルティボ・ラ・コルーニャスペイン
 遠藤 航VfBシュツットガルトドイツ
 伊東 純也KRCヘンクベルギー
 橋本 拳人FC東京
 中島 翔哉FCポルトポルトガル
 南野 拓実ザルツブルクオーストラリア
 板倉 滉FCフローニンゲンオランダ
 堂安 律PSVアイントホーフェンオランダ
 久保 建英RCDマジョルカスペイン
 
FW永井 謙佑FC東京
 大迫 勇也ヴェルダー・ブレーメンドイツ
 鈴木 武蔵北海道コンサドーレ札幌

上記の選手たちが今回の日本代表メンバーです。

 

なお、太字(黒)で表記した7名の選手は、前回の2018年ロシアワールドカップのメンバーにも選出されていました。

 

せっかくなので、過去に書いた記事を補足する意味で、”各選手たちが所属するクラブを国別に分類“してみたいと思います。

 

 

現在の日本代表メンバーが、

どのような国に、どのくらいの割合で移籍しているのか?

が分かると思います。

 

日本代表メンバーの所属クラブ(国別)
  • 日本     4名MF①FW②
  • ドイツ    3名MF②FW①
  • ポルトガル  3名(GK①・MF②
  • ベルギー   3名(GK①・DF①MF①
  • スペイン   2名MF②
  • フランス   2名(GK①・DF①
  • オランダ   2名(MF②
  • イタリア   1名(DF①
  • イングランド 1名DF①
  • トルコ    1名(DF①
  • オーストラリア1名(MF①

 

このように所属クラブを国別で分類し、そこに各ポジションの選手がどのくらいの割合でいるのかを見てみると、何となく”現在の日本サッカーの現状“というものが見えてくるように感じます。

 

まず、”攻撃的なアタッカーであるFWやMF“ですが、

日本・ドイツ・ポルトガル・ベルギー・スペイン・オランダ

この6ヵ国に集中しています。

 

逆に、”守備的なディフェンダーであるGKやDF“は、

ポルトガル・ベルギー・フランス・イタリア・イングランド

この5ヵ国に集中しています。

 

上記、召集された23名だけが”海外でプレーする日本人選手というわけではありません“ので、もっと範囲を広げていけば、日本サッカーの様々な部分(課題)が見えてくると思います。

 

また、今回召集された日本代表メンバーが、”欧州4大リーグであるスペイン・イタリア・イングランド・ドイツ“のクラブに在籍している選手の割合は”23名中7名と約3分の1“となっています。

 

サッカーの国際試合で勝利する為には、

得点を奪う優秀なアタッカーの存在が必要不可欠

となりますが...

 

今回の日本代表メンバーの中で、4大リーグで活躍している選手は”ドイツとスペインの2ヵ国に5名ほど“しかいません(泣)

 

ここから簡単に推測できてしまうことは、

いまだに日本サッカーは優秀なアタッカーを育成できていない

という点でしょうか。

 

確かに、スペインやイングランドの強豪クラブに移籍している選手もチラホラと出てきてはいるようですが...

 

まだまだ、強豪クラブのトップチームでプレーできるレベルには成長しておらず、特にイングランドのプレミアリーグにおいては、”就労ビザが取得できない(労働許可証の発給が困難)“といった問題があります。

 

なお、イングランドのプレミアリーグで出場する為の条件は、下記のように定められているようです。

 

イングランドの労働許可証について
  • FIFAランキング50位以内の国の選手
  • FIFAランキング30位以内の国の選手で過去2年間に自国フル代表として公式戦出場率30%以上
  • FIFAンキングや代表出場歴に関係なく、移籍金1000~1500万ポンド(約19億5000万~29億円)以上の市場価値のある選手

 

こうした厳しい条件が定められている背景には、”自国の代表チームを強化する為に、イギリス国籍の選手にできるだけ出場機会を与えたい“という狙いがあるそうです。

 

こうした経緯からかもしれませんが、”2019年ワールドカップのロシア大会におけるイングランド“は、準決勝(4強)入りを果たし、3位決定戦でベルギーに敗れたものの”4位という成績をおさめることに成功“しました。

 

これこそまさに、

国をあげてサッカーの育成強化

をしていますよね。

 

 

② キリンチャレンジカップ(2019/9/5)

鹿島スタジアムのコートを高い所から見下ろした風景

今回、日本代表メンバーが発表され、近いところで”2019年9月5日にキリンチャレンジが鹿嶋(カシマスタジアム)で開催される予定“です。

 

このキリンチャレンジカップで招待された対戦国は、

パラグアイ代表“です。

 

以前、日本代表も参加した2019年コパ・アメリカ(南米選手権)大会では、パラグアイ代表は予選リーグで”カタール(2-2)・アルゼンチン(1-1)・コロンビア(0-1)“と対戦し、2分1敗の結果で準々決勝に駒を進め、”ブラジル代表を相手に0-0でPK戦にもつれ込んだ“ものの敗退しています。

 

パラグアイ代表のメンバーは主に、

自国または南米のクラブに所属している選手が多数存在している

ようです。

 

その中で主な注目選手は、

パラグアイ代表の注文選手

MF
ミゲル・アルミロン(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド)

FW
エルナン・ペレス(エスパニョール/スペイン)

デルリス・ゴンサレス(サントス/ブラジル)

 

といったアタッカーの選手たちに注意が必要です。

 

これまでに、”サッカー日本代表はパラグアイ代表と何度も対戦“していますが、国際Aマッチの通算対戦成績は、”過去に9回ほど対戦“し、”3勝4分2敗で9得点9失点“です。

 

何とか”ギリギリ勝ち越している“といった状況です。

 

ちなみに、パラグアイ代表を”FIFAランキング“で見ると、”毎年30~50位内あたりをキープ“しています。

 

逆に、日本代表はワールドカップ・ロシア大会以降、”50~60位圏内から少しずつ順位を上げ“ていき、2019年2月には一気に20位圏内に入るも、”最新のFIFAランキングでは33位“となっています。

 

ですので、”ほぼ互角の戦いが見れる“ことになるでしょう。

 

といっても、今回のキリンチャレンジカップは日本国内(鹿嶋)開催となっていますので、”日本代表にとって有利な状況“で試合が行えますね♪

 

③アジア2次予選(2019/9/10)

芝の上に置かれたサッカーワールドカップのトロフィーのイラスト

次に、2019年9月10日は”2022年カタールワールドカップアジア2次予選でミャンマー代表“との試合があります。

 

初戦となるミャンマー代表との試合は、”敵地アウェーで日本時間21時20分を予定“しており、”日本テレビ系で全国生中継が決定“しています。

 

なお、ミャンマー代表の”FIFAランキング“ですが、ここ数年のランキングを見ても”130~160位圏内“と、現在の”日本代表にとって脅威になるような存在ではない“ように感じます。

 

それでも、”サッカーは最後まで何が起こるか分かりません“ので、皆さんで新しい日本代表を応援していきましょう!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

今回は、今回は、”カタールワールドカップ・アジア2次予選ミャンマー戦の日本代表メンバー“と”キリンチャレンジカップのパラグアイ戦“についてお伝えさせていただきました。

 

多くの方は、現在の”守保ジャパンがどのようなサッカーを見せるのか?“に興味があるのではないでしょうか。

 

前回、コパ・アメリカ大会での日本代表の活躍を見ている人であれば、今回の日本代表メンバーの召集は、”納得のいく選考“かなと感じるはずです。

 

今回惜しくも、”スペインのサラゴサに移籍した香川真司選手の日本代表選出はありません“でしたが、これから日本代表が窮地に立たされた時に、長年の経験を活かし、これからの若い日本代表を救ってくれるような気がします。

 

まだまだ、ワールドカップ開催の2022年までは期間がありますし、その途中の”2020年には東京オリンピック(U-23日本代表の試合)“も控えています。

 

今後も、あらゆる年代の日本代表やサッカーをお伝えしながら、”日本サッカーの育成および情報を配信“していきますので、楽しみにしていてください。

 

また、”日本サッカー“について過去に記事を幾つか書いていますので、興味がある方は是非ご覧ください。

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪