今回は、”サッカーにおけるセレクションの意味”と、“セレクションに受かる子に共通する要素“についてライフキネティック・トレーナーの視点からお伝えさせていただきます。
過去のブログでは、”セレクション合格や補欠からレギュラーになる為の情報“を良く書いていましたが、こちらのブログでは、これまであまりそれらを取り上げていませんでした。
たくさんの方が、日々ブログに訪れてくれるようになったので、そろそろ”サッカーのセレクション“について書いていこうかなと思いました。
ちなみに、当サイトのムービレッスンを利用し、”過去10年の間でサッカーのセレクションに合格した人“は、たくさんいすぎて私自身も正直なところ正確には覚えていません(汗)
当初は、既に”ガンバ大阪ジュニアユースに所属している選手“と、これから”JFAアカデミーを受験しようとしている選手“のモニターをしていた為、”その後の取り組みが正真正銘のセレクション合格“だったのではないかと思います。
基本的に茨城県内であれば、「水戸ホーリーホック」「鹿島アントラーズ」も数名いましたし、県外であれば、「柏レイソル」「vivio船橋」「クラブドラゴンズ柏」「ヴェルディ系列」、少し離れて「横浜FC」、何故かフットサルの「名古屋オーシャンズ」へのセレクション合格者もいました。
そのほとんどが、ジュニアおよびジュニアユースのセレクションなので、ユースになると多くは全国レベルのサッカー部に進学していますし、その中には、”全国大会でレギュラーとして出場した選手“もいます。
もし、”セレクションに合格することだけ“を目標にするならば、その”コツ“さえ知ってしまえば、”一般の子でも簡単に合格“できてしまいます。
ただし、セレクションに合格してレギュラーになれるかどうかは、あくまでも”本人の取り組み次第“です。
これまで何度もお伝えしているように、
“ある運動スキルを習得するには、本人のやる気と行動“
が一番重要です。
ということで、早速セレクションについての”あれこれ“を次のコーナーから書いていこうと思います。
目次
①セレクションの意味について
それでは、いつものように”セレクションの意味“をインターネットの辞書で調べてみることにしましょう。
“選ぶこと・選択・選抜”
“また、選りすぐったもの”
とあります。
サッカーのセレクションであれば、合格する選手を選ぶことは当然のことなので、どちらかというと”選りすぐったもの“と解釈して良いと思います。
では更に、上記のキーワードを調べてみます。
“良いものの中から、更に良いものを選び抜く”
とあります。
つまり、
“良い選手の中から、
更に良い選手を選び抜く”
ということになります。
これまで多くの方が、サッカーのセレクションに合格してきたので、様々な裏事情等も聞いておりますが、”大抵のセレクション“では、”既に合格が決まっている選手が複数名存在“しています。
そして、”一次選考免除“、”二次選考免除“という感じで、その選手の能力と、それまでの実績等に合わせて、”途中からセレクションに合流してくる選手“もいます。
特に、”そのクラブのジュニアに所属していた選手“は、”大抵が一次選考が免除されて二次選考から合流“してくるようです。
そして、”他クラブで活躍していた選手や実績がある選手“は、”三次選考あたりから合流“してくることもあります。
少しまとめてみますね。
無名の選手 | 一次選考~ (一般枠) | 受験者数が最も多く ライバルも多い |
既存のクラブ選手 | 二次選考~ (一次選考パス) | 少しレベルが上がる ライバルが少し減る |
他クラブで活躍 実績がある選手 | 三次選考~ (二次選考パス) | かなりレベルが高い ここに入ることが重要! |
(注)全てが上記の通りではありません
既に、セレクション合格をもらえている選手でも、しっかりとセレクション(三次選考)は受けるはずなので、”途中から合流してきた選手“は、”ほとんどが合格濃厚(内定済み)というお墨付きをもらっている場合が多い“ようです。
しかし、このセレクションの意味を全く知らずに、参加費を払って
「最後の記念に...」
とセレクションを受けた人の中には、”こうしたことを後から知って後悔する人“や、”不満に感じる人も少なくない“ようです。
日本は海外と違って、その地域でスカウトを専門としている人がほとんど存在していません。
つまり、”指導者やクラブ間のコネ“などを使って、そうした”やり取りが秘密裏に行われている“こともあるようです。
国内にはスカウトがほとんど存在していない為、どうしてもこうしたやり取りは”胡散臭さ“を感じてしまいますよね(汗)
場合によっては、”引き抜き行為“としてみなされて、地域のサッカークラブ関係者や指導者たちから”冷たい目で見られる“ことや”評判を落とすクラブ“も一部あるようです。
私の経験上、息子に関してはそういう状況でセレクションに合格したわけではないので、実際に上記のような過酷なセレクションは体験していません。
しかし、いざクラブに入団すると、全く練習会に来ていなかった選手が、”突如セレクション会場に現れて合格もしている“ということがありました。
こうしたことが実際に起こると、
“何を基準に?“
“その選手を合格させたのか理解できない...“
という疑問が少なからず私の中にはありました。
つまり、我々には”どうしようもできない力関係や待遇“が用意されていて、クラブに入団してからも、こうした”特別待遇“が見え隠れすることも多々あります。
ちなみに息子の場合、自分から”クラブを辞める“となった時、”クラブ側の反応が正直あまり良くありません“でした。
特に電話などをしてくることもなく、
“メールのみで退会処理のやり取りをして終了“
でした。
あえてクラブ名は公表しませんが...
選手たちを指導する指導者として、どうかなと感じます(怒)
ですので、”こうしたクラブ側の対応“を見てしまうと、
“本当に個々の選手を真剣に考えてくれていたのかな?“
と疑問に感じることもあります。
全てのクラブがそういうわけではありませんし、”たまたま息子の所属していたクラブがそうだっただけ“なのかなと思います。
ですから、”闇雲にセレクションに合格すれば良い“というものでもありません。
“本当に必要とされているクラブに進むべきだ!“と私は率直に感じますし、私個人としては”こちらを強くお勧め“します。
それでも、一度くらいはセレクションを受けておこうと考えるのは決して悪いことではありませんから、”もしかしたら、上記のようなことが起こるかもしれない...“ということを”頭の片隅に置いた上で“セレクションを受けていただくと良いのではないでしょうか。
②セレクションに受かる子と受からない子に優劣の差はない。
次に、”セレクションに受かる子と受からない子“が出てくるわけですが、そこには”優劣の差は無い“と個人的には考えています。
何故なら”受からない子の方が圧倒的に多い“からです。
“受からない子が圧倒的に多い!”
“受かる子が圧倒的に少ない…”
それから、そのクラブは、”何人選手を合格させるのか?“にもよると思いますが、”あまり合格人数が多いのもどうか“と思います。
サッカークラブは、”サッカーの指導を受ける選手がいて経営が成り立つ“わけですから、”それなりの生徒数を確保“しなければなりません。
従って、”30人も40人もセレクションに合格させるようなクラブ“は、どちらかというと”育成よりも経営重視になっている可能性が非常に高い“です。
それでもクラブを信用して、
“このクラブ指導者の指導を受けたい!“
と納得しているのであれば、是非お子さんをクラブに託してみてください。
ちなみに、”ムービーレッスンを受けている方“の中にも、クラブのセレクションに合格はしたものの、いざ指導を受けてみたところ、”育成方針や内容に疑問“を感じ、”途中で退会して他のクラブに移籍している方も実在“しています。
これは、その人の判断次第だとは思いますが、
“2~3年間をそのままのクラブで過ごしてしまうのか?“
それとも、
“もっと良いクラブや環境があるならば、そちらを選ぶ!“
このように、”自由な選択肢があっても良い“と私は思います。
ちなみに海外では、基本的に”自分が必要とされているクラブを優先して選ぶ“システムになっているので、”指導者とマッチングしない“や”育成システムに疑問を感じる“ようならば、”そのクラブを辞めて他クラブに移籍するということが頻繁にある“ようです。
当然、そのクラブの指導者が”もっと良い環境に進むべきだ!“と”後押ししてくれることが圧倒的に日本よりも多い“ようで、それによって”ビッグクラブの育成組織に移籍し、世界トップレベルの選手として活躍!“といった事例が結構あるみたいです。
どうしても現在の日本サッカーは、その選手を”他の育成機関に”預けるまたは託す“という行動が海外よりも少ないように感じます。
当然、それによって”選手が補欠であっても同じクラブに3年間も在籍し続ける“ということが圧倒的に多いようです。
さて、話が少し反れてしまいましたが...
セレクションに受かる子というのは、そのクラブおよび指導者から”認められている“ことを意味しています。
逆に受からない子というのは、クラブや指導者から”認められていない“ことになります。
何故、このような
“認められる“
“認められない“
が出てくるのでしょうか?
それは、”その選手を自分のクラブで指導して、立派な選手として育成していきたい!“というのが根底にあるからだと思います。
その為、そのクラブの方針に照らし合わせて、その選手の”優れている分部をセレクションでチェック“するわけです。
ですから、セレクションに不合格になったからといって、特に悲しんだり、諦めたりする必要はないわけです。
だって、そのクラブや指導者に”ただ認められなかっただけ“ですから、”他に自分を認めてくれるクラブを探せば良いだけ“です。
もしかしたら、”セレクションに受からなかった子“が、”他クラブでレギュラーとなり、将来的に伸びる可能性がある“かもしれません。
逆に、”セレクションに受かった子“は、”3年間を補欠のまま過ごし“、”ほとんど実戦経験を積むことができなかった...“なんてことになる可能性も無いとは言えません。
1.自分を認めてくれるクラブを優先する!
2.セレクションに合格してもレギュラーになれる保証はない!
3.補欠よりもレギュラーの方が実戦経験をより多く積める!
こうしたことが、”日本サッカーの悪い部分“でもありますよね。
特に高校サッカーは、全国大会に出場するサッカー部ともなると”部員が100人以上在籍“していることも珍しくなく、その中の”たった20名程しか大会のメンバーに入れない“のです。
他80人以上の選手たちは、雑用やチームを応援するなどして、”大会のサポート役として3年間活動“します。
それを”日本では集団における美学“として扱います。
これは、”海外のサッカーでは信じられないこと“だと思います。
つまり、我々の住む日本におけるサッカーを海外と比較すると、”かなりかけ離れた環境でサッカーをしている“ことになります。
こんな環境でサッカーをしているのですから、いざ海外に挑戦しても”競争率の激しい世界では勝てません“よね。
海外では、”いつどこから良い選手が新たに加入“してくるか分かりませんから、”明日になったらクラブから消えている選手“もいます。
そんな厳しい世界で、”彼らは幼い頃から競い合っている“わけですから、”海外クラブの方が世界トップレベルで活躍できる選手が多く育つ“はずです。
ですから、
“セレクションに受かる“
“セレクションに受からない“
で優劣を決めるのではなく、
“自分の目的やレベルに合わせてクラブを選択することがベスト!“
ではないかと思います。
今のサッカー日本代表選手は、決して”セレクションに合格した選手ばかりではありません“よね?
クラブのセレクションで認められずに、新たに自分を必要としてくれているクラブやチームを求めて、”そこでレギュラーとして活躍“したことで、更に”厳しいプロ選手としての道“へと進んでいき、今では”海外クラブで活躍している選手も実在“しています。
まだ日本代表選手は、”高校サッカー出身の選手とクラブ出身の選手が半々の割合“と言われています。
この先、どのような割合になっていくのかは、その時になってみないと分かりませんが、”もしかしたら高校サッカー出身の日本代表選手の割合が多くなるかも“しれません。
その為には、”もっと多くの選手に出場機会を与えられるようなシステム“にしていかなければいけないでしょうし、”自分のレベルに合わせたクラブでプレー“をして、”常にレギュラーとして出場できるようにしていく環境が必要“だと思います。
③受かる子に共通する3つの要素
それでは、セレクションに受かる子であっても、受からない子であっても、”そこには優劣の差が無い“ことが分かったということを前提に、ここから先は”セレクションに受かる子に共通する要素“を3つに分けてお伝えしたいと思います。
“セレクションに受かる子“
“セレクションに受からない子“
この差には、一体何があるのでしょうか?
各項目に分けて、それぞれ解説していきます!
1. サッカーの基本技能が身についている
まず1つ目の要素です。
それは
“サッカーの基本技能が身についている“
かどうかで判断されます。
クラブ側が、わざわざ選手を募集してセレクションをするわけですから、集まった選手の中から”更に良い人材を選び抜くのは当然“です。
そして、その中でも特に、クラブの育成や指導だけでは”一般の選手には身につけられない部分を重要視していることが多い“ようです。
例えば、”生まれながらに持った足の速さ“だったり、”生まれながらに持ったフィジカルの強さ“だったり、”生まれながらに持ったボールタッチコントール“だったりなどを”クラブの指導者たちが見て判断してセレクションの合否を決定“しています。
ですから、既に周囲と比べて”格段に足が速い“とか、”圧倒的にフィジカルが強い“とか、”絶妙なボールタッチ感覚に優れている“といった、”他には無い能力があるならば、セレクションに合格する確率が極端に高くなる“ことになります。
“足の速さ“
“フィジカルの強さ“
“タッチコントロール技術の有無“
実は ”もう1つ“ ある!
この記事では、
“一般の子を対象としたセレクション合格“
をお伝えしています。
ですから、
“一般の子がそれらを超える何か(能力)を持つ必要“
があります。
そこで私が考え出した答えが...
意図的に、
“生まれ持った天性のコーディネーション能力を持っている“
と ”指導者の目に植え付ける“ こと
でした。
ですので、元々そのような”天性のコーディネーション能力“は一般の子にはありません。
それでも、”持って生まれた天性のコーディネーション能力があるように見せることは一般の子でも十分に可能“です。
ただし、その為には
“本人のやる気と行動が必要“です。
私が10年以上もかけて、世界トップレベルの選手たちのコーディネーション能力を常に観察してきたのには意味があります。
実は私自身も、
“彼らと同じ天性のコーディネーション能力を持ちたい!“
というのが心の中にずっとありました。
そして、スポーツの指導者というのは、
“天性の素質を持った子にとても敏感“です。
彼らは、
“この子なら必ず世界トップレベルの選手になれる!“
という選手がいないかを常に日本国内で探しています。
ようするに、
“未来のメッシみたいになれる逸材が何処かにいないか?“
と常にアンテナを張り巡らせているわけです。
それならば、”そういう選手になってしまえば良い“わけです。
足の速さやフィジカル、ボールタッチコントロール等は、”なかなか努力しても実現できない能力“ということは既に皆さんもご存知のはずです。
でも、”サッカーに必要なコーディネーション能力“ならば、その子の努力次第で手に入れることが可能ですし、それによって指導者たちの目に植え付けることも可能なのです。
ですから私は、現在ムービーレッスンを用いて、日本全国の方を対象に、この”サッカーに必要なコーディネーション能力“を身につけられるように、様々な方法を使って伝える努力をしています。
これは、取り入れる年齢が早ければ早いほど成果が出ますし、本人が意識せずとも、その”能力が身についてしまうトレーニングメニュー“に仕上げています。
でも、これを”なかなか信じてくれない人が多い“というのが現状です(汗)
大抵の場合、小学4年生以降になって、このサイトやブログを見つけ、”そこで初めて私の伝えるトレーニングに取り組む“ことになるので、どうしてもその”能力を身につけるまでの期間(時間)が足りないといった問題“が出てきてしまうのです。
もし、私が有名なYouTuberならば、こうしたことが早期に実現できたのかもしれませんが、自分はそういった存在になろうとは思っていませんし、そうなれる素質も私にはありません。
とにかく、”セレクションに受かる子“というのは、
“周囲にはない特別な能力を持っている“
ことは確かです。
2. 好きなことに夢中になれる
次に2つ目の要素です。
それは
“好きなことに夢中になれる“
というのがあります。
たぶんどんな子でも、”必ず何かに夢中になっていること“というものがあるはずです。
それはサッカーかもしれませんし、テレビゲームかもしれませんし、もしかしたら勉強や音楽と言った専門的な分野かもしれません。
どちらにしても、夢中になっている時というのは、”その活動が楽しい“ですし、そして”更にそれらを深く追求していきたくなる“ものです。
ただの遊びのテレビゲームだって、今ではプロのゲーマーが存在する時代ですから、ゲームという世界の中で、世界トップレベルを目指すことだって、今の時代ならば実現することが可能です。
では、もしそれがサッカーだったら?
これこそが正真正銘
“世界トップレベルのサッカー選手になれる素質“
だと私は思います。
でもそんな子が、その辺にゴロゴロいないというのが現状です。
ほとんどの子は、”サッカーよりも楽しいものを知っている“でしょうし、親御さんや祖父母等が”サッカー以外の楽しいものを買い与えている“ことが多いようです。
もし、あなたが
“サッカーが一番になる方法が知りたい!“
といことであれば
“おれ、バルサに入る!“
という本を読んでみてください。
これを読めば、「あっ!もう遅いかも...」と感じるはずです。
それだけこの本には、
“子供がサッカーを大好きなる為に重要な要素“
が書かれています。
もし、興味がある方は、是非お読みになってみてください。
3. 最後は、本人のやる気と行動だけ
そして最後の3つ目の要素です
これは何度もお伝えしているように、
“本人のやる気と行動“
です。
この強い気持ちがあれば、
“その瞬間から脳を変える“
ことができます。
ちょっとオカルトっぽいことを言ってしまっていますが...
これはオカルト的な要素ではありませんからね(汗)
上記の意味が分からないという方は、下記の記事をご覧ください。
そして親御さんたちがすべきことは、
“本人のやる気と行動を促す為に必要なことをする“
これだけです。
でも、ここが一番難しいというのが現状でもあり、”多くの人たちが悩む部分“のようです。
ほとんどの親子は、この部分で”諦め“てしまったり、逆にお子さんの”やる気の無さに失望“したりして、”活動を断念“してしまいます。
それだけ、
“本人のやる気と行動を促す“
というのは”難易度の高い要素“なのだと思います。
私自身も、息子のジュニア時代に、”やる気と行動を促す為の努力“を様々な形で試みたことがあります。
しかし結局は、私以外の人たちが、サッカーより楽しいものを買い与えてしまう為、息子にとって”サッカーが一番大好きで重要!“という強い気持ちを持つには至りませんでした。
当然、学校などに行けば友達もいるわけですし、子供の周りには”危険な誘惑“が常にまとわりつくものです。
でも、こうした”危険な誘惑“をうまく掻い潜っていった人だけが、サッカーのプロ選手になり、”世界で活躍できるトップレベルのプロ選手“になっていくのだと思います。
ここで少しだけ”面白い話“をお伝えしたいと思います。
私の息子がサッカーを辞める時に、ある人に相談したことがあります。
そこで、その人からこんなことを言われたことがあります。
“ある意味、そういう世界で生きていく人間は一般から見れば異常だよ”
“その世界で活躍できることは凄いことだし、羨ましいこと”
“でも、一般の人には絶対に無理な話だし、ある意味、お前の子供は普通なんじゃないの?”
これを言われて、私は”本当にその通り“だと思いました。
“その道を極める“ということは、”ある意味普通ではない“ですよね。
大抵の場合、その前に”挫折して諦めてしまうもの“です。
それでも諦めきれなくて、”何か方法は無いのか?“と常に模索し続けられる人間でないと、”そのような人物にはなれないのだな“と、改めて”その異常さを感じる“ことができました。
先ほどご紹介した本と合わせて、
“カンプノウの灯“
も是非ご一読することをお勧めします。
この本を読めば、”幼いうちに普通ではない環境でサッカーをした“ことで、”深刻なストレスに悩まされた人たちの実話“を知ることができます。
どのようにして、
“当時のメッシ“ が ”現在のメッシ“ になれたのか?
それを皆さんも知ることができると思います♪
これを機会に、是非この本を手に取ってみることをお勧めします!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、”サッカーにおけるセレクションの意味“や”セレクションに受かる子の3つ要素“について、ライフキネティック・トレーナーの視点からお伝えしてみることにしました。
この記事で書いたように、”ただセレクションに合格すること“は、それほど難しくはありません。
ただし、そこから先を”親御さんが強く求め過ぎる“と、お子さんにとって”重荷になる“ことは明らかです。
“どこまで本人が目指そうとしているのか?”
そして
“どこを目標にするのか?”
をしっかりと親子で話し合って、
“達成が可能な目標”
と
“達成できそうな課題”
を協力し合いながら、少しずつあげていくと良いと思います。
また、”サッカーのセレクションに受かることだけが人生“ではありません。
その取り組みは、人生の中の1つの分岐点にすぎないのですから...
ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪