サッカー補欠とレギュラーの差。実は学習の個人差だった


頭を抱える少年

今回は、最近の記事内容を含めて「サッカーの補欠とレギュラーの差」についてお伝えしていきます。

 

まず、これまで記事を読んできた方なら「学習には個人差がある」ということを理解されているはずです。

 

まだ「学習の個人差について理解していない」という方は、上記リンクから過去の記事や動画をご覧になってみてください。

 

たぶんサッカーをする子供の親御さんの多くは、「サッカーにおける補欠とレギュラーの差」を知りたいはずです。

 

過去の記事や動画の内容を理解して、更にこちらの記事も読んでいただければ、「その差が一体何なのか?」が理解できると共に、自分の中にある疑問を解決することができると思います。

 

補欠とレギュラーに学習の個人差がある?


サッカーコートにボールを持って座る1人の少年

先ほど紹介した記事と動画をご覧になった方なら、学習には個人差があるということを理解されたはずです。

 

世間には、何時間かけても学習した運動スキルが身につかない子もいれば、すぐに学習した運動スキルを身につけてしまう子もいます。

 

だからといって、その子の学習能力が全く無いというわけではありません。

 

サッカーで学習する運動スキルの向上は他よりも遅いですが、もしかしたら勉強やその他の芸術面で秀でる可能性があるかもしれません。

 

また、サッカーではなく、その他の競技で活躍できる可能性も十分ありえます。

 

以前、学習転移の記事を書きましたが、正の学習転移が働くと、その人が持つ能力を他の分野で活かせる可能性が高くなります。

 

ですが、今の皆さんの悩みは サッカーの補欠とレギュラーの差 です。

 

そこに深く関わっているのは確かにワーキングメモリー(作業記憶や短期記憶)かもしれませんが、それ以上に必要なことは...

 


「練習の必要性」・「時間や量」・「その個人の活動」


 

でしたよね。

 

運動スキルの向上が早い子であれば、短時間で脳の「機能的な変化」までスムーズに進むことができますが、運動スキルの向上が遅い子は、この脳の「機能的な変化」に進むまでに時間がかかります。

 

だからといって、上記の運動スキルを向上させる3要素でもある「練習の必要性を感じていない」「その時間や量が圧倒的に少ない」「個人的な活動もしない」では、いつまで経っても脳の「機能的な変化」を起こすことができません。

 

たぶん、ほとんどの親御さんは「学習の個人差は分かったけど...」と、ここから先のことで悩んでいるのではないかと思います。

 

サッカーで補欠とレギュラーの個人差を埋める為に


サッカーをする大人と子供が抱き合う画像

サッカーの本質は、勝ち負けといった競争もそうですが、一番はサッカーそのものを楽しむことではないでしょうか。

 

ある教育者が、「サッカーとは何か?」と話していたことがあります。

 

更にその教育者は、「サッカーはスポーツにおけるゲーム(競技・試合)であり、競技は勝ち負けだ」と言っていたことがあります。

 

確かにそうなのでしょうが...

 

誰もがそれに当てはまるはずがありません。

 

ゲームは遊びでもあり、その遊びは なぐさみ(気晴らし、楽しみ) でもあります。

 

つまり、その本人の解釈によっていくらでも価値観が変わるということです。

 

もしかすと、その教育者は勝ち負けという争いがゲームの本質であり、サッカーの本質だと思っていたのかもしれませんね。

 

これは個々の価値観なので私はこれに対して別に否定はしません。

 

ですが...

 

やはり人にはそれぞれ個人差があって、その個人差を少しでも尊重してほしいなというのが私の中にはあります。

 

ですから、何も親御さん自身が「子供の行動等を見て悩んだり慌てたりする必要はない」ということです。

 

たまに私の次男が、ゲーム機に向かってイライラしていたり、床を叩いて叫んでいる姿を目にしますが、私はこれを見ると少し悲しくなります。

 

今ではテレビゲームの世界にもプロがあって、当然その中で勝ち負けはあると思いますが、まだ次男は子供ですし、決してそこを目指しているわけではないと思います。

 

なので私は、次男に対して「何をそんなに腹を立てているのか?」と問いかけるようにしています。

 

そんなに心に悪いものならやらなきゃいいだろうと。

 

そうなんです。

 

人は自分の心に悪いと思った活動をすると、いつしか拒否反応を示すようになります。

 

それとは逆に、違った感情も出てくるようですが...

ここではそれに触れないことにします。

 

あなたが自分のお子さんに期待を持って、その行動を促せば促すほど、お子さんの活動は苦しいものになります。

 

たまに公園で親御さんが子供に対してキツイ言葉を投げかけながらサッカーや野球をしている姿を見ることがあります。

 

あれを見ていると、本当にその子供は、心の奥底からその活動を楽しめているのかなと感じてしまいます。

 

価値観は人それぞれ個人差がありますから、こちらも私は特に否定はしません。

 

ただ、子供にとって重荷になっていたり、ストレスになっていたりするようならば、考え直す必要があるということです。

 

ちなみに長男は、サッカーを辞める時に、「別にサッカーなんて好きじゃなかった」と言っていますので、仕方なく親の私に付き合っていたのだなというのが、かなり後になって分かりました。

 

なので今は自分が興味を持っている陸上を気晴らしや楽しむ程度にやっています。

 

なので、今は辛いとか愚痴も言わずに辞めることなく長く継続しています。

 

サッカーの補欠とレギュラーの差を埋める為には、とにかくサッカーを楽しむこと


サッカーのユニフォームを着た子共が、こちら側に指をさして笑っている画像

ということで、ここまで読み進めれてくれば、サッカーで補欠とレギュラーの差を埋めるものが何なのかが分かりますよね?

 

つまり、サッカーを思いっきり楽しむことです。

 

たぶんサッカーをして辛い思いしかしていない子は、サッカーのプロ選手にはなれないのではないかと思います。

 

本当に心の奥底からサッカーを楽しみ続け、ある日、「もっとサッカーが上手くなりたい!」という感情が心に芽生えるからこそ、サッカーの運動スキルを向上させる為のスクールに通うことになったり、サッカーが上手くなる為のトレーニングを取り入れるようになるのだと思います。

 

ですから、まずはサッカーが楽しめる環境づくりから始めてください。

 

ちなみに、昨日も行った国立市で活動するライフキネティック・サッカースクールですが、最近になって「もっとサッカーが上手くなり!」たいという感情が芽生えてきた選手(小学生)が新規で2名ほど参加しています。

 

私は子供たちの楽しみを奪うようなことは決してしませんので、サッカーの運動スキルが向上する為に必要なことだけをライフキネティックを通して楽しみながら選手たちに伝えてるようにしています。

 

選手たちの中には、「その(頭を使う)エクササイズはやりたくなーい...」と嘆く時もありますが、いざエクササイズが始まると、指示する内容や課題を集中して記憶しようとしていますし、その指示の難易度を高くしても、諦めずに頑張ってそれらを記憶しようとします。

 

さて、ここで おさらい です。

 

脳の変化を起こす為には、何が必要でしたか?

 

はい。その人の「行動」でしたよね。

 

新しいことを学ぶ為には、練習が何より効果的であり、自分がやるしかありません。

 

そして、練習の過程で難度が上がったり一層の努力が必要になると、脳ではより多くの学びが起きて、より多くの構造的な変化(長期記憶に関係する)が起こります。

 

また、その活動を楽しみながら集中することで、科学的な変化(神経細胞の間隙に起きる科学的シグナルの濃度を上げる)ことによって、短期記憶の向上も可能になります。

 

今年1月頃から始まったライフキネティック・サッカースクールですが、当初から参加している選手と、最近になって加わった選手たちとを比べると、学習する運動スキルにかなり大きな差としてあらわれるようになってきています。

 

では、このたった3カ月の間に起こった選手たちの運動スキルの差は一体何なのでしょうか?

 

たとえ、まだサッカー自体が上手くなっていなくても、それぞれの脳に変化があらわれてきているのは明白ですよね。

 

こうしたライフキネティックのエクササイズを行っていると、指示した内容や課題を記憶をする時に頭の中を整理するのが早い子も出てきますし、目と手や足のコーディネーション能力が優れていく選手や右脳を使ったイメージ能力が高くなる子もいます。

 

こうやって選手たちの能力を見ていると、それぞれの選手たちが持つ能力の個人差や特性というものが見えるようになっていきます。

 

現在、活動に参加してくれている選手は7名です。

 

国立市、国分寺市、府中市、立川市近隣にお住いの方で、かつ「もっとサッカーの技能を向上させたい!」という感情が最近になって芽生えてきた選手がいれば、まだまだ参加メンバーを募集しておりますので、気軽に体験にいらしてください♪

 

この記事が「いいね!」と感じたら下記のボタンをクリックお願いします!

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村


少年サッカーランキング