今回は、”サッカーの夢や目標を達成する為に必要な要素“について、ライフキネティック・トレーナーの視点からお伝えさせていただきます。
ここのところ、新型コロナウィルスの影響もあり、サッカーの活動が自粛せざる得ない状況が続いております。
皆様の地域でも、体育施設の使用が禁止されたり、所属するスクールおよびクラブの活動が停止したりと...活動が制限されていることと思います。
そんな状況下で、個々が持つ夢や目標をしっかりと維持し、それを達成する為には何が必要なのか?
今回、”サッカーの夢や目標を達成する要素や方法“について、参考になる動画もまじえながらお伝えしていきたいと思います。
なお、ライフキネティックについてご存知の無い方は、下記の参考記事も是非ご覧ください。
目次
①夢や目標を達成する為に必要なこと
では、先に結論からお伝えさせていただきますが、”夢や目標を達成する為にはある条件が必要“と言われています。
「夢や目標を達成する=成功」
このように考えてみた時、成功する為の鍵はどのようなものなのでしょうか。
それは...
夢や目標を達成する為の”やり抜く力“だと言われています。
これはサッカーだけでなく、勉強などの成績にも深く関係していることなので、これからご紹介する動画をご覧になって、是非参考にしてみてください。
これから紹介する動画に出てくる人物の経歴ですが、経営コンサルタントの仕事を辞め、ニューヨークの公立中学校の教師になり、更にそこから大学院へと進み心理学者になった方のプレゼンテーションです。
そんな経歴を持つ心理学者が発見した”やり抜く力“とは、一体どのようなものなのかをご覧いただけたらと思います。
(こちらの動画は、約6分10秒の動画です)
この動画をご覧になって分かったことは、”成功する為のやり抜く力“には、下記のようなことが必要だということが理解できます。
- 何度も失敗を繰り返す
- 失敗を重ねることで成長思考を育てる
- 短距離走のような短期間のものではない
- 長距離走のようなスタミナが必要
- IQや才能は関連性があまり無い
要するに、その夢や目標を達成(成功)する為には、”長期的な活動が必要“ということが理解できたと思います。
私自身も精神分野の医療から身を引き、2017年7月には新たにライフキネティック・パーソナルトレーナーとなり、子供たちから高齢者まで幅広い年齢層にライフキネティックを提供していきたいと考えました。
今年7月でパーソナルトレーナーとして3年目を迎えることとなりますが、私以外のライフキネティック・トレーナーの中には、2年間だけトレーナーとして活動し、その後トレーナー資格を更新せずに辞めてしまった方もいるようです。
また、私以外にトレーナーを辞めてしまった方は、ライフキネティック・トレーナーとしての”やり抜く力“が無かったことと、夢や目標を達成するという”スタミナ“が備わっていなかったのだと思います。
そんな状況の中で、私は2020年4月21日から茨城県内の某介護施設で高齢者を対象にライフキネティックを提供することが決まりました。
つまり、ライフキネティック・パーソナルトレーナーとして新規の契約が取れたということです。
詳しい金額(年俸制)や条件等をここでお伝えすることはできませんが、自分が掲げてきたライフキネティック・パーソナルトレーナーとして、順調に進むことができていると思います。
ただ、こうした過程の中で、自分がいかにして”やり抜く力“や”成長思考“を育ててきたのかは、残念ながら私自身でもあまり分かっていません(汗)
とにかくこれまで自分の中で考え続けていたことは、自分が深く感心を持ち、絶対的な自信が得られたライフキネティックという理論を用い、”そのトレーナーとしてエクササイズを提供しながら、多くの方に喜びを与える仕事がしたい“ということだけでした。
では、皆さんのお子さんはどうでしょうか?
お子さんの”サッカーのプロ選手になりたい!“という気持ちや考えの中に、”どのような動機“があるでしょうか。
つまり、”まずはそこから探って“みないといけないようです♪
それでは次のコーナーで、その”動機“についてお伝えしたいと思います。
②夢や目標を達成する成功の鍵は動機
では次に、”夢や目標を達成する成功の鍵となる動機“についてお伝えします。
先ほどのコーナーでお伝えした動画の中にもありましたが、”才能とやり抜く力は違う“という不思議な点があります。
この動画でプレゼンテーションをされている心理学者(グループ)が、様々なデータの中から分かってきたことは、”自分で決めた事を最後までやり抜けない人たちがたくさんいる“ということ。
これが大きなヒントになります。
何故、国内サッカーのプロ選手が1200名程度しかいないのか...
育成年代(2種~4種に登録)のサッカー選手が約60万人と考えてみた場合、”約500人に1人しかプロ選手になれない計算“となります。
つまり、幼少期にサッカーのプロ選手になりたいと夢や目標を掲げた500人のうち1人だけは、夢や目標を諦めずに長期的にやり抜き、サッカーのプロ選手になったということになります。
ちなみに、海外でプレーしている日本人のプロサッカー選手も存在していますので、この500人よりは少し倍率が下がるかもしれません。
当然、お子さんが所属しているクラブや学校などでも倍率は変化します。
例えば...
強豪校のサッカー部であれば、1000人に1人程度
大学のサッカー部であれば、1000人に2人程度
ユースクラブであれば、7人に1人程度
ですので、将来的に本気でプロのサッカー選手になりたいのであれば、”どこのグループに所属するかで有利不利になる“のかが判断できると思います。
でも、こうした確率だけでは分からない点も多いです。
例えば、ジュニア年代でJクラブに所属できていたとしても、ジュニアユースに昇格できないパターンもありますし、ジュニアユースからユースに昇格できないパターンもあります。
そこで、”強豪校のサッカー部に進学“や”大学サッカー“および”海外サッカー留学“を選択する人たちが出てきます。
このように、”やり抜く力さえあれば選択肢は幾つか存在“し、”長期的に成長思考を育てていくことが可能“です。
でも、それを実行する為には”強い動機が絶対に必要“です。
有名なところであれば、横浜Fマリノスに所属していた”中澤佑二“氏が有名ですよね。
彼は、自分のサッカー選手としての価値を上げる為に、ブラジルにサッカー留学を考え、アメリカFCに所属します。
しかし、ビザ取得の為に日本に一時帰宅しますが、クラブから必要書類が届かずにブラジルでのプレーを断念することとなり、母校(埼玉県立三郷工業技術高等学校)で高校生に混ざりながらプレーを続けます。
そんな中、Jクラブユースとの練習試合で得点をあげ、これをきっかけにトップチームの練習生契約としてヴェルディに加入することが決まりました。
まさに、これが”やり抜く力“ですよね!
しかも、中澤佑二氏がサッカーを始めたのは、小学6年生だったと言われており、”プロのサッカー選手の中ではかなり遅め“と言えます。
このような経緯を見てみると、”やはり才能ではなく成長思考が彼をプロのサッカー選手に押し上げた“と言っても過言ではありません。
その為には、心底サッカーを愛するサッカー選手になれなければいけませんし、周りから評価されないという辛い気持ちやハードなトレーニングにも耐え抜く力が必要とされます。
でも、決して忘れないでほしいのは”失敗することの必要性“です。
この失敗の連続が本人をより大きく成長させ、それが強いモチベーションとなり、”やり抜く力が形成されている“という点です。
私自身も、千葉県でライフキネティック教室を開催し、生徒が集まらないことから断念することになり、新たに東京国立市でライフキネティック教室&サッカースクールの開催を試みています。
そして、そんな中でも並行しながら高齢者にライフキネティックを提供しようと諦めず試行錯誤し続けた結果、高齢者が通う介護施設でライフキネティックを提供することができるトレーナーになることができました。
もし、私が2年間だけの活動だけでライフキネティック・トレーナーの資格を喪失していたら、今回のような夢や目標は達成できなかったでしょうし、失敗を重ね続けたことで成功(夢や目標)を掴み取ることができました。
ですから、お子さんを後押しする親御さんも、こうした過程があることを認識し、お子さんのフォローをしていただけたらと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、”サッカーの夢や目標を達成する為に必要な要素“について、ライフキネティック・トレーナーの視点からお伝えさせていただきました。
新型コロナウィルスの影響で、現在の取り巻く環境に満足できないことも多々あると思いますが、夢や目標を達成(成功)する為には、”やり抜く力(成長思考)が必要“ということが理解できたと思います。
よく、サッカーのプロ選手になる為に、”サッカーノートを書く“なんてことも言われていますが、それも長続きしなければ全く意味がありません。
私も、常にノートを傍らに置いて、どのようにすれば自分の夢や目標を達成することができるだろうかと書き記すようにしています。
サッカーノートの書き方に関しては、この記事では触れておりませんが、常に失敗したことをノートに書き記し、それを改善させる為の方法を親子で一緒に考えていければ、きっと”やり抜く力を身につけることができるはず“です。
機会があれば、サッカーノートの書き方についてもお伝えしていければと考えておりますので、興味がある方は是非また当サイトに足を運んでくださいね!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪
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