今回は、”サッカー日本代表の南野拓実“と”移籍したリヴァプールFC“、そして同クラブが所属する”イングランド・プレミアリーグ“についてお伝えさせていただきます。
2019年10月2日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループE組第2節でリヴァプール対ザルツブルクの試合が開催され、先発出場をした南野拓実選手が1ゴール1アシストの活躍を見せました。
この試合での活躍が認められたのか、その後、リヴァプールからオファーが届き、2019年12月19日に契約期間4年半で2020年1月1日からクラブ加入に合意されました。
なお、リヴァプールでの背番号は18番に決定。
そんな”南野拓実選手の経歴“と、”イングランドのプレミアリーグに所属するリヴァプールFC“が、どのようなリーグ&クラブなのかを次のコーナーからご紹介したいと思います♪
目次
①南野拓実の経歴
それでは、”サッカー日本代表でもある南野拓実選手の経歴“をご紹介します。
1995年1月16日生まれ
大阪府泉佐野市出身
身長174cm ポジションFW
【所属クラブ】
- 小学生時代はゼッセル熊取FCに所属(2004年ー2007年)
当時の所属クラブに”室屋 成”も在籍していた - 中学入学と同時にセレッソ大阪U-15入団(2007年ー2009年)
複数のJアカデミーからのオファーがあった - 興国高校に進学し、セレッソ大阪U-18昇格(2010年ー2012年)
【2012年8月】
- トップチームの2種登録選手となる
- J1第32節の大宮アルディージャ戦で公式戦初出場
- J1残留がかかった最終節の川崎フロンターレ戦で公式戦初先発
- 天皇杯4回戦の清水エスパルス戦で公式戦初得点を記録
【2013年】
- トップチームに昇格し、柿谷曜一朗から背番号13を引き継ぐ
- 第1節の新潟アルビレックス戦からスターティングメンバ―入り
高卒ルーキーとしてクラブ史上初の開幕スタメン入りを果たす - 第14節のジュビロ磐田戦でリーグ戦初得点を記録
大久保嘉人が持つクラブJ1最年少得点記録更新(18歳10ヶ月5日) - Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞
リーグ戦出場29試合5得点(カップ戦を含め38試合8得点)
【2014年】
- リーグ戦2得点に留まる
- シーズン中に2度の一発退場処分を受ける
- 17位の結果によりJ2降格
【2015年】
- 1月6日オーストリアのFCレッドブル・ザルツブルク完全移籍が決定
背番号は18番 - 2月14日リーグ戦第20節で右MFとして先発初出場
- 3月4日リーグ第23節で2ゴールを決め、移籍後リーグ初ゴールを記録
- 5月24日リーグ第33節クラブのリーグ優勝が決定
- 10月のワールドカップ2次予選シリア戦とイラン戦のメンバーに選出
日本代表初選出
【2015-2016】
- リーグ戦ではシーズン10得点をあげる活躍
クラブのリーグ優勝に貢献
【2016-2017】
- U-23日本代表としてリオ・オリンピック出場
全試合に出場したがグループリーグ敗退 - 2017年2月19日の第22節にプロ入り初のハトトリックを達成
- リーグ11得点をあげ、2年連続2桁得点を記録
【2017-2018】
- UEFAヨーロッパリーグ・ラウンド32の1stレグ
レアル・ソシエダ戦でEL初得点を記録
【2018-2019】
- UEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第4節
ローゼンボリBK戦でハットトリックを記録 - キリンチャレンジカップのコスタリカ戦で日本代表初ゴールを記録
- AFCアジアカップ2019の日本代表メンバーに選出
決勝に進出し、大会初ゴールを決めるもカタールに敗れ準優勝
【2019-2020】
- UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節
KRCヘンク戦でCL初出場を果たし、2アシストの活躍 - UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節
前回大会王者リヴァプールFC戦で、1ゴール1アシストの活躍
以上が”南野拓実選手の経歴“となります。
こうやって経歴を見てみると、FWとして得点を決めている印象が非常に強く、今後の日本サッカーに欠かせない存在になりつつありますね。
2020年からはリヴァプールに完全移籍となるので、今後の活躍がとても楽しみになってきました♪
②プレミアリーグとリヴァプールFCとは?
それでは次に、”南野拓実選手が移籍したプレミアリーグに所属するリヴァプールFC“についてお伝えします。
と、その前に...”イングランドのプレミアリーグ“というリーグがどのようなものなのかについて、皆様も理解を深めていただきたいと思います。
以下、過去の記事から抜粋した文章です。
まだまだ、強豪クラブのトップチームでプレーできるレベルには成長しておらず、特にイングランドのプレミアリーグにおいては、”就労ビザが取得できない(労働許可証の発給が困難)“といった問題があります。
なお、イングランドのプレミアリーグで出場する為の条件は、下記のように定められているようです。
イングランドの労働許可証について
- FIFAランキング50位以内の国の選手
- FIFAランキング30位以内の国の選手で過去2年間に自国フル代表として公式戦出場率30%以上
- FIFAンキングや代表出場歴に関係なく、移籍金1000~1500万ポンド(約19億5000万~29億円)以上の市場価値のある選手
こうした厳しい条件が定められている背景には、”自国の代表チームを強化する為に、イギリス国籍の選手にできるだけ出場機会を与えたい“という狙いがあるそうです。
こうした経緯からかもしれませんが、”2019年ワールドカップのロシア大会におけるイングランド“は、準決勝(4強)入りを果たし、3位決定戦でベルギーに敗れたものの”4位という成績をおさめることに成功“しました。
これこそまさに、
“国をあげてサッカーの育成強化“
をしていますよね。
上記のように、イングランドのプレミアリーグに出場する為には、”かなり厳しい条件が定められている“ようです。
そして、リヴァプールFCと言えば”クロップ監督“ですよね!
過去に、ブンデスリーガのドルトムント時代に”香川真司選手を育てた監督“として日本国内でも超有名な方です。
そんなクロップ監督ですが、”ドルトムント時代に一早くライフキネティックをサッカーに取り入れたことでも有名“です!
まだ、”ライフキネティック“の存在を知らないという方は、過去に記事を幾つか書いていますので、興味がある方は是非ご覧ください。
クロップ監督は、こうした状況判断が向上する運動プログラムをサッカーに取り入れていることもあり、ドルトムント時代に所属していた選手も含め、リヴァプールの選手たちは”状況判断“に優れています。
このライフキネティックを知らない多くの方は、何かの機械やマシーンを使ってトレーニングをしているとか、心拍数を計りながらトレーニングしているとか、誤った認識で物事を判断しているようです。
つまり、日本人のサッカー指導者の多くは、まだまだ脳の能力を向上させる段階まで至っておらず、既に世界のサッカーで”脳(左脳と右脳)や目(眼球)を有効的に使ったサッカー“というものが存在していることに気づいていません。
なお、現在J1に所属する大分トリニータは、”このライフキネティックと戦j津的ピリオダイゼーション“を取り入れたトレーニングによって、”J2昇格後に9位の成績“を残しています。
更に、J1で良い結果が出せるように応援していきたいですね♪
このように、日本国内のプロクラブにおいても、クロップ監督の取り入れたライフキネティックが徐々に普及しています。
更に、イングランドのプレミアリーグでアーセナルを指揮していた”ベンゲル氏(元名古屋グランパスエイト監督)“は、こうした能力を”スキャニング能力“として紹介しています。
これらの事実を知った上で、世界レベルのサッカーを見てみると、日本サッカーがまだまだ発展途上段階だということが理解できるのではないでしょうか。
このような”強豪リヴァプールFC(2019年FIFAクラブワールドカップで優勝)に、我が日本代表の南野拓実選手は移籍“しました。
こうしたことを理解した上で、今後の南野拓実選手の活躍とリヴァプールFCを見てみるのも1つの楽しみになっていくと思います♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、”サッカー日本代表の南野拓実“と”移籍したリヴァプールFC“、そして同クラブが所属する”イングランド・プレミアリーグ“についてお伝えさせていただきました。
ここまで記事を読んで、イングランドのプレミアリーグ、そしてそのリーグに所属するリヴァプールFCというクラブと、南野拓実選手、更にクロップ監督が取り入れたライフキネティックに少なからず興味を持つことができたのではないでしょうか。
2020年1月1日、南野拓実選手が新天地であるリヴァプールFCで始動すると同時に、本年度の最初の記事が書けて本当に良かったなと思います(笑)
ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪
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