今回は、”サッカー日本人選手の世界や海外の反応“についてと、”2019年に海外のクラブに移籍した日本人選手“をお伝えさせていただきます。
過去にも、日本サッカーに関する記事を各国の歴史を踏まえながらお伝えしましたが、今回は”日本人サッカー選手の海外クラブ移籍“を中心に”世界や海外の反応“について書いていこうと思います。
以前、”日本サッカー“に関してお伝えした記事もありますので、是非こちらにも目を通してみてください♪
なお、この記事は”ライフキネティック・トレーナーの視点“から、”個人的に気づいた点や感じたこと“を書かせていただいております。
ですので、他のサッカーサイトとは少し違った感じ方や見方をしている分部があるかもしれませんので、その点については予めご了承ください。
目次
①サッカーの日本人選手
まず、”サッカーの日本人選手“について書いていこうと思います。
以前ならば、”サッカーの日本人選手の特徴“としては、”献身的なプレー“というのが世界や海外からのイメージが大きかったように思います。
しかし、今年度(2019年8月現在)の移籍および動向を見ると、”世界や海外の日本人選手に対する評価や反応は少し違ってきている“ように感じられます。
そのイメージがどのように違ってきているのかについては、後々、書いていこうと思いますので、是非最後まで記事をお読みいただけたらと思います。
さてそれでは、”最近の日本人選手の移籍動向“について、次のコーナーで見ていきたいと思います。
②海外に移籍した日本人選手
今年度の移籍で、既に”海外移籍が確定した日本人選手“を一部掲載します。
間違っていたらごめんなさい(汗)
【スペイン】
- 香川真司選手(ドルトムント)→ベシクタシュ(レ)→サラゴサ
- 久保建英選手(FC東京)→レアルマドリード・カスティージャ
- 乾貴士選手(ベティス)→アラベス(レ)→エイバル
- 安部裕葵選手(鹿島アントラーズ)→バルセロナB
- 柴崎岳選手(ヘタフェ)→デポルティボ
- 岡崎慎司選手(レスター)→マラガ
【ドイツ】
- 鎌田大地選手(フランクフルト?)
- 長谷部誠選手(フランクフルト)
- 大迫勇也選手(ブレーメン)
【2部】
- 原口元気選手(ハノーファー)
- 奥川雅也選手(ザルツブルク)
- 宮市亮選手(ザンクトパウリ)
【イングランド】
- 吉田麻也選手(サウサンプトン)
- 武藤嘉紀(ニューカッスル)
【イタリア】
- 冨安健洋選手(シント=トロイデン)→ボローニャ
【フランス】
- 川島永嗣選手(ストラスブール)
- 酒井宏樹選手(マルセイユ)
- 昌子源選手(トゥールーズ)
【オランダ】
- 堂安律選手(フローニンゲン)
- 板倉滉選手(フローニンゲン)
【ベルギー】
- 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)→シント=トロイデン
- 植田直通選手(セルクル・ブルージュ)
- 森岡亮太選手(シャルルロワ)
- 久保裕也選手(ヘント)
【ポルトガル】
- 中島翔哉選手(アルドゥハイル)→FCポルト
他にも様々な海外クラブに移籍(レンタルも含め)している日本人選手もいますが、だいたいこのような感じです。
これらの移籍動向を見ると、以前まではドイツのブンデスリーガへの海外移籍が登竜門だったものが...
今年の移籍を見てみると、
“日本国内からドイツ国内のクラブに移籍した選手がほとんどいない“
というのが見て取れると思います。
在籍している選手の多くは、
“残留またはレンタル移籍からの復帰ばかり“
です。
その代わり、オランダやベルギーといった”ドイツ近隣のクラブに移籍する傾向が非常に高くなってきている“ように感じます。
こうしたことから、
“日本人選手の世界や海外の反応“
が読み取れるかもしれません。
冒頭でもお伝えしたように、このような経緯になっているのは、”日本人選手の献身的なプレーに対する評価や反応“といったものが、”年々変化してきている“からではないでしょうか?
つまり、わざわざ日本人選手を移籍獲得しなくても、
“献身的なプレーができる選手が以前よりも海外では増えてきた“
とも言えます。
日本国内のJリーグとは違って、”欧州の海外クラブ“では”ヨーロッパ圏内の選手であれば外国人枠として起用する必要がない“という点があります。
それだけ、”欧州クラブにおいて外国人枠は重要“ということなのでしょう。
もし、わざわざ日本人選手を起用するのであれば、”他の外国人枠である南米出身の選手で献身的なプレーもできる選手を起用する“という見方が強くなってきているのかもしれません。
こうしたことを踏まえた上で、次のコーナーでは”日本人選手の世界および海外の反応“について触れていきたいと思います。
③日本人選手の世界および海外の反応
今年度(2019年8月現在)は、”久保建英選手“や”安部裕葵選手“のように、将来有望とされて強豪クラブに移籍する場合を除き、ほとんどの場合が残留またはレンタル移籍という結果となっています。
特にイタリアのセリエAは、”DF冨安健洋選手“ただ1人となっています。
イングランドのプレミアリーグにおいても、”DF吉田麻也選手“と”FW武藤嘉紀“の2人のみです。
そんな中でも、スペインやドイツに多くの日本人選手が集中しており、”日本人選手の評価や反応はそれなりに良い“と感じられます。
こうしたことから、今後の日本人選手が海外移籍を成功させる為には、日本からドイツという路線ではなく、”ベルギー・オランダ・フランス・ポルトガルといったリーグから段階を経て、主要リーグに移籍する可能性が高くなってきている“ように思います。
どうしても自国の選手を応援したくなるものですが、
“他国にも優秀なサッカー選手が大勢存在している”
というのが現状です...
特に”ブラジル人選手“は、海外の主要クラブにおいて”外国人枠選手として即戦力になります“し、更に成長する見込みがあれば、”高額な移籍金が発生“します。
日本国内のリーグに関しては不明ですが...
海外では、将来有望な選手を移籍金が低い時に買い取り、更にその選手を自クラブで育て上げて”他クラブに高額の移籍金で売る“というのが主流です。
私たち日本人は、そこまでサッカーに対して知識がありませんし、世界のサッカー文化というものにあまり触れてきていません。
今回の”久保建英選手のレアル移籍“や”安部裕葵選手のバルサ移籍“が、こうした経営面を考慮されて獲得されたかどうかまでは定かではありませんが...
是非、所属する強豪クラブでレギュラーを脅かす存在になって、”日本人選手の評価や反応を今よりもっと高くしてほしい“と思います。
なお、今回の記事で登場した”久保建英選手“や海外移籍にも通じる”セレクション“について、過去の記事がありますので、是非こちらにも目を通していただけたらと思います。
それから、ライフキネティック・トレーナーの視点から言わせていただくと、現代サッカーに必要な要素は”周囲の状況を素早く把握する能力“です。
その為には、現在リヴァプールを指揮する”クロップ監督が取り入れたライフキネティックが一番有効“ですし、トレーナーの私が言うのもなんですが...
現時点で、イチオシのエクササイズだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、”サッカー日本人選手の世界や海外の反応“について書かせていただきました。
今回の内容で、
“近年の日本人選手の海外移籍の動向が少し見えてきた“
のではないでしょうか?
もう世界や海外では”献身的なプレー“は当たり前となっており、その能力に加えて、”周囲の状況を素早く把握する能力“や”世界レベルの基礎技能“の習得が必須となっています。
特に、”久保建英選手“の能力は、これまでの日本人選手を凌駕しており、その高い技能を評価されたからこそ、”レアルマドリード移籍が実現“しました。
これは前例に過ぎません
“誰にでもそうなれる可能性が少なからずともある!“
ということを意味しています。
今後も、”日本人選手の世界や海外の評価反応“を見ていきながら、”海外移籍に関わる日本人選手たちにとって貴重な情報“をお伝えしていけたらと考えております。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪