今回は、”サッカーのボディーフェイント“についてと、”メッシのプレーから得た要素“について、”ライフキネティック・トレーナーの視点“からお伝えしていきたいと思います。
これまでも何度か身体に関することを記事の中でお伝えしてきましたが、”ボディーフェイント“に焦点を当てた記事は今回が初めてです。
過去に似たような”ボディーパーツ“を取り上げた記事もありますので、先にそちらをご紹介したいと思います。
上記の参考記事で、”ナンシー・カンウィッシャーという脳科学者の研究結果のプレゼン動画(TED)“をご紹介しています。
何故この動画をご紹介しているのかというと、ボディーフェイントを習得する為には”ボディーパーツを脳の中でイメージできる能力が必要“だからです。
つまり今回は、そのボディーパーツを補完するような形でお伝えしていきたいと考えています。
目次
①サッカーのボディーフェイントとは?
まずは、”サッカーのボディーフェイント“というものが何なのかについて知っておかなければなりませんよね。
ある程度までサッカーを知っている方なら、
“足を使った技術をフェイント“
と呼ぶのは誰もが知っていると思います。
でも、今回のテーマは”ボディーフェイント“ですから、”足元の技術によるフェント“とは少し内容が違ってきます。
これまで紹介した足元の技術ですが...
ざっとあげると基本的な技術を5つあげました。
今回の”ボディーフェイント“と、これらの技術を融合させれば、
“メッシのようなボディーフェイントやドリブルが可能になる“
この技能を提供中のムービレッスン利用者にお伝えしています。
もしかしたら皆さんの中には、
“YouTubeで無料の動画配信を見れば済むこと“
と考えている方はいないでしょうか?
これは私個人の考え方ですが...
YouTubeでは ”動画の内容に関する評価“ は誰もしていません。
つまり、たくさんの人が見れば見るほど、
“動画配信者に広告費として報酬を与える仕組みになっているだけ“
です。
その点、文章や動画を用いて紹介する記事に関しては、Googleによって評価が左右されます。
つまり、記事の内容(信頼性や信憑性や専門性など)が総合的に評価されることになります。
ようするに、
“YouTubeの場合は、動画の内容が万人に受けて面白ければOK“
“記事の場合は、細かくその内容を知ることができる内容でなければならい“
ということになります。
どちらの方がその内容に、
“信頼性や信憑性や専門性など“
があるかは私が言わなくても判断できますよね?
なお、当サイトの記事は
“ライフキネティック“
クロップ監督が取り入れたライフキネティックとは?
“サッカーのセレクション“
サッカーのセレクションに必要な技術や能力とは?準備しておきたい5つの要素!
“サッカーのレギュラー“
サッカー補欠とレギュラーの差。実は学習の個人差だった!?
“サッカーの俯瞰する能力“
サッカーにおいて俯瞰する能力や見る脳力を向上させる方法。デブライネとピルロのパスを参考にする!
において、既にGoogle検索で上位を得ることができています。
これらの記事がGoogle検索で上位表示されるということは、私の提供している”ライフキネティックの専門性がGoogleから高い評価を受けている“ということが確認できます。
こうしたことを踏まえた上で、今回の”ボディーフェイント“について、ライフキネティックの視点から更に理解を深めていただけたらと思います。
少々、前置きが長くなってしまいましたね(汗)
それでは、サッカーのボディーフェイントを簡単に説明します。
- 相手選手に対して錯覚させる動き
- そちらに行くような動きやそぶりで相手選手の逆を狙う
このように解釈することができます。
では何故、
メッシはドリブルで相手選手をあれほど簡単に抜けるのでしょうか?
まずは、ライフキネティックの専門性も踏まえて説明すると...
(一部省略していますので、約60秒の動画です)
この動画は、ライフキネティック日本支部が公開している公式動画です。
ブログの埋込みによる紹介も”正式に許可“を頂いております。
ご紹介した動画をご覧になって分かることは、
“私たちの日常生活の80%は目からの情報に基づいている“
ということです。
つまり我々は、
“目で見たことに対して行動を左右されてしまう傾向がある“
ということになります。
そういう意味では、足元の技術だけでなく、
是が非でも”相手選手を錯覚させるボディーフェイント“
を習得する必要性がありますよね。
ですから、
“効果的なボディーフェイントを身につける“
には”下記の要素が必須項目“となります。
■ フレキシブルな身体を制御する能力の向上
■ 目を通じての認識力の向上
これらの能力を強化していくことで、次のコーナーで紹介する”メッシのボディーフェイント“を皆さんも習得できる可能性が高くなります。
② メッシのボディーフェイント
それでは先に、”メッシのボディーフェイント動画“をご覧になってください。
(一部省略していますので、約5秒の動画です)
どうでしょうか?
足元の技術(足先だけが動く)だけではなく、”身体全体が横に移動する“などして、”相手選手を錯覚させている“のがお分かりいただけたかと思います。
このような技能を自分自身ができるようになる為に、”フィードフォワード“というものに興味を持ちました。
たぶん皆さんは、フィードバックに関してはある程度理解できていると思いますが、ほとんどの方は”フィードフォワードに関する知識は持っていない“のではないでしょうか。
まずフィードバックですが、これは既に起きたことに対して検討し、再確認する作業を指します。
例えば、サッカーの試合の中で、どこが良くて悪かったのかを試合後にミーティング等を行って、選手間で確認し合う作業です。
チームだけでなく、個人でもこの作業が脳の中で行われており、それにより”どこを改善すべきかと自分のプレーを見つめ直す“ことができます。
では逆にフィードフォワードですが、こちらは”事前予測“という意味で、あらかじめ起こりそうなことを事前に確認する作業です。
例えば、サッカーの試合前に相手選手の情報を得ることで、それにより当日の試合における対処法などを確認することができます。
いわゆる”未来に向けての対処法“ですね。
ただし、私が今回お伝えしている”フィードフォワード“は、”運動生理学“に関するものなので、これらとはまた少し内容が違ってきます。
私は、この”フィードフォワード“を知る為に、”合気道“というものに凄く興味を持ちました。
この辺については、ムービレッスンのフィードフォワード理論を利用されている方にしか提供していない技能なので、ここで詳細にお伝えすることはできませんが、”合気道を科学的に分析した動画“から色々と学び、それをサッカーに応用できないかと試行錯誤しました。
その結果、”ライフキネティックの専門知識“と”運動生理学におけるフィードフォワード“を用いることで、新しいサッカーの指導法を作成することが可能となりました。
③ライフキネティックの視点から考える
それでは次に、”サッカーのボディーフェイント“を”ライフキネティックの視点“から考えてみたいと思います。
先ほど、”フレキシブルな身体制御の向上“と、それに通じる”目の認識力の向上“が重要だとお伝えしました。
では、これらの能力を向上させる為に必要な各種エクササイズについて説明していきたいと思います。
1.ライフキネティックが鍵を握る!
まだまだ日本国内では、”ライフキネティックの知名度が低い“こともあり、このエクササイズが”サッカーに関係する能力の向上に役立つと思っていない方が多い“ようなので、今回どのようなエクササイズおよび効果があるのかをインターネット上でお伝えできる範囲内で書いていこうと思います。
というのも、日本サッカーがこれから更に発展していく為には、”ライフキネティックの要素がとても重要“だと私は考えています。
では、1つ目の”フレキシブルな身体制御“についてですが、フレキシブルの意味は”柔軟性があるさま“という意味で、”サッカーのコーディネーション能力にも通じる能力“を指します。
その中で最も必要な能力は
A.動きの変化
B.動きの複合化
C.動きの円滑化
以上3つの能力です。
続いて、”目の認識力の向上“についてですが、こちらは”目から入る情報(80%)をより正確にするもの“です。
こちらに最も必要な能力は
A.目の追跡運動
B.視野の強化
C.焦点を合わせる
以上3つの能力です。
これら6つの能力を向上させていくことで、”サッカーのボディーフェイント“を今よりも更に向上させることが可能となります。
それでは、次のコーナーから各種エクササイズを解説していきます♪
2.フレキシブルな身体制御の向上
現在、東京国立市で活動しているサッカースクールでは、ライフキネティック・コースとして、”フレキシブルな身体制御を向上させるエクササイズ“を提供しています。
それでは、1つずつ解説していきます。
A.動きの変化
こちらは、
“左右の脳を同時に使うことで、動きの変化をスムーズにする能力“
となっています。
サッカーにおいて各能力や機能に左右差があるのは、ある意味不利になります。
特に現代サッカーにおいては、片側サイドに固定するようなポジショニングや戦術があまりない為、能力や機能の左右差を無くすことが重要です。
この記事で紹介している”メッシは左利き“ですが、あくまでも”左側の能力や機能が優位に働いているだけ“であって、”右側の能力や機能も優れている“と言えます。
特に”ダブルタッチ“に関しては、”左右の足を使う技術“なので、”動きの変化に対応できる能力や機能が必要“となります。
スクールの中で指導している選手たちを見ていると、能力や機能に左右差があり、まだまだスムーズにダブルタッチ等の技術を上手く出せない選手もいます。
それだけでなく、技術がワンパターンになる傾向も高く、私がディフェンダー役となって1対1を行うと、”常に同じ動きの技術しか出さない場面”も見られます。
つまりこれは、”動きの変化に乏しい証拠“でもあり、その為、私は指導をしながら”常に新しいことにチャレンジしよう!“と声をかけています。
その結果、少しずつではありますが、使える技術や能力が増えてきている印象を受けるようになりました。
当然、選手たちの親御さんからも”子供たちの動きが以前よりもスムーズに感じるようになってきた“という言葉をいただいております。
ようするに、今の自分にできることだけをやっていては、更に高い技能を身につけることはできないということでもあり、”変化に富んだエクササイズやトレーニングが必要“ということでもあります。
この”動きの変化”ですが、瞬時に左右の機能を切り替えるのは思った以上に難しものですが、できないことで逆に楽しい活動にもなっています。
私はエクサイズの際に、
“出来ないことをやっているのだから、別に失敗しても良いんだよ!“
と伝えるようにしています。
もし、失敗を恐れたり、批難したりするような人は、ライフキネティックが向いていないかもしれません。
でも、そうした”内面にある癖や考え方を克服できる“というのもライフキネティックの良い部分でもあるので、是非一度ライフキネティックを体験していただけたらと思います。
B.動きの複合化
こちらは、
“複数(2つ以上)の動きを同時にできるようにする為の能力“
となっています。
今回のボディーフェイントですが、これは足元の技術と同時に行うことで、ドリブルの技術が更に向上するというものです。
ですから、
“下半身(足元)の動き“
に加えて
“上半身の動き“
も必要となります。
こちらも現在指導している選手たちを見ていると、”下半身と上半身の動きを同時に複数動かすことができない選手が多い“ことに気づきます。
この動きを可能にする為には、その情報を発信する”脳の機能“を向上させるしか方法はありません。
したがって、様々な道具やエクサイズを駆使しながら、下半身と上半身を同時に使える脳にする為の取り組みをしています。
メッシの動画を見ても分かるように、下半身と上半身がバラバラに動き、かつ”自分のイメージ通りにスムーズな動きをしているのが確認できる“と思います。
このような動きを可能にしているのが、
“メッシが持つ素晴らしい脳の能力と機能“
と言っても良いでしょう。
なので私は、まず下半身のエクササイズから開始していき、エクササイズの難易度を上げる為に、選手たちの様子を見ながら徐々に上半身の動きの課題も追加するようにしています。
そうすることで、”下半身と上半身を制御する能力でもあるコーディネーション能力が向上していく“と確信しているからです。
最初は誰だって、複雑な動きはできないものです。
それでも人間は、時間と歳月をかけながら、”同時に2つ以上の複雑な動きができるようになっていくもの“です。
こうしたことができるように
“少しでも技能の習得を早める努力をする“のか、
それとも”全く努力をしない“かは
“本人のやる気と行動次第“になります。
私の場合は、自分が果たせなかった夢を実現したいと思っている(可能性がある)選手たちに、そうした技能を身につける為の手助けがしたいと思ったからこそ、大きな効果が期待できるライフキネティックを取り入れることにしました。
今後、着実に東京を中心として日本国内にライフキネティックが広まっていくはずですから、現在はその足掛かりとなる活動を第一と考えております。
それでは、次の能力の説明に移ります。
C.動きの円滑化
こちらは、
“常に1つ以上の動きを維持したまま、違った動きも加えていく能力“
となっています。
この辺から、ライフキネティックのエクササイズ内容が不透明になっていきますので、予めご了承ください。
この能力ですが、簡単に説明すると...
“1つ以上の動きを維持したまま、別の動きも同時に行える能力“
となります。
サッカーでは、走りながらボールを扱いながら、上半身(手や頭や目)の動きも同時に加わります。
もし、下半身の動きだけしか円滑に動かせないとしたらどうでしょうか?
たぶんこれでは、現代サッカーで活躍することができる”能力の高いサッカー選手”にはなれませんよね。
以前、このブログでも久保建英選手について記事を書きましたが、彼の持つ最大の特徴は”これまでの日本人には無かった複雑な能力を有している“という点です。
サッカーに必要とされる複雑な能力を試合で使えるようにする為には、この”動きの円滑化“も絶対に欠かすことができません。
ご紹介した久保建英選手は、頭(脳)を働かせながら周囲の状況を素早く把握しつつ、ボールを足でコントロールし、更に上半身の動きもコントロールすることができます。
彼は一体、同時に幾つくらいのことができるのでしょうかね?
これは、身体を制御する為の能力や機能が、サッカー選手として優れていることを意味しています。
その結果、レアルマドリード移籍という日本人としては前代未聞の移籍を成し遂げることができました。
また、世界のサッカー強豪クラブでは、”こうした能力を持った選手(人材)を常に欲している“ということが感じ取れます。
ここまで記事を読み進めて、皆さんはどのように感じたでしょうか?
世界で活躍する優秀なサッカー選手になる為には、”かなり複雑な能力が必要なのだな“と多少感じて取れたのではないでしょうか。
では次のコーナーでは、”目の認識力“についてお伝えしていきたいと思います。
3.目の認識力(視認性)の向上
ここでは、今回の記事でも紹介したホルストルッツ氏(ライフキネティック発案者)が動画で伝えている”目の認識力(視認性)“についてお伝えしていきます。
この”目の認識力“が”身体制御の向上“に、どのように通じているのかを皆さんにも分かりやすく解説していきたいと思います。
とりあえず今回は、
“サッカーのオフェンス側の立場“
から考えていきます。
メッシにしても久保建英選手にしても、彼らには”周囲の状況を素早く把握する能力“が備わっています。
そうした高い能力があることで、”相手ディフェンダーの位置やポジショニング“、そして”個々の選手の動きや対応“などを瞬時に判断できているようです。
是非、サッカーを始めたばかりの選手を見てみてください。
必ず
“足元にあるボールだけを見てプレーしている“
はずです。
その結果、幼児や小学校低学年のサッカーは、”団子サッカー“と呼ばれるボールに密集するようなサッカーになってしまいます。
もしこの年代で、
“周囲の状況を見渡せる能力“
を備えていたらどうでしょうか?
当然、ボールに密集することなどせずに、ボールに密集したエリアから少し離れて”味方選手からのパスを要求“するはずです。
このようなサッカーができるようになるのが、だいたい小学生低学年の3年生~高学年になる4年生あたりだと思います。
それ以前に、もしこうしたプレーができているとするならば、その選手は”脳の機能や発達が優れている“と言っても良いでしょう。
こうした選手が周囲にいたら、是非大切に育てていきたいものです。
では、こちらの能力も1つずつ解説していきます。
A.目の追跡運動
こちらは、
“対象物を目で追う能力“
となっています。
ちょっと理解が難しい言い回しを用いていますが、簡単に言うと”眼球を動かす為の能力“です。
この能力も先ほどお伝えした”フィードフォワード“と深く関係しています。
それではここで皆さんも試してみてください。
ある対象物に視線を合わせながら、首を左右に捻じるようにしてみてください。
するとどうでしょう?
皆さんは気づいていないかもしれませんが、首を左右に捻じるようしても対象物から視線が反れることなく、勝手に眼球が動いて補正してくれていますよね。
そうなのです!
実は私たちは無意識に眼球を動かす傾向があり、それを”脳の機能が補ってくれている“のです。
スクールで指導している選手たちの多くは、後方の状況を見る際に、眼球を動かさずに首を捻じるようにして左右または後方を確認することが多いです。
これは”眼球を上手く使えていない証拠“でもあります。
つまり、顔と眼球がセットになって動いてしまう為、それによって無駄な動きが多くなり、そのせいで時間的にも不利になってしまう場合が多々あります。
対人競技においては、”目や顔の動きもフェイント“になります。
例えば、サッカーコートの右サイドから逆の左サイドの方を見るような動きをしたとして、その瞬間に”相手ディフェンダーはロングボールを蹴るのではないか?“という錯覚を起こさせることも可能です。
この辺に関しては、全国レベルのサッカー部であれば、当たり前の技能になりますし、こうした技能を使って相手ディフェンダーを騙し、瞬間的にマシューズフェイントなどで抜き去るなんてこともできます。
既に引退した元ブラジル代表のロナウジーニョなどは、”顔をわざとパスする方向の逆を向けてノールックパスを出す“といったことを時折試合中に見せていました。
こうした技能を使った際に、対面している”相手ディフェンダーがどのような反応をするのか?“を一度試してみる価値はあると思います。
なお、メッシの場合は、相手を背にした時に、”背後に目がついているかのように巧みなターンができる技能“を持っています。
もしかしたら、メッシはこの時にしっかりと眼球を動かしながら、”後方の選手の位置や状態(動きなど)を把握“しているのかもしれません。
顔がそちらを向いていなくても、眼球を上手く使いこなすことで、対人競技で有利になれることは間違いありませんので、是非こちらの能力も持ち合わせておきたいものです。
B.視野の強化
こちらは、
“視野を広げる為の能力“
となっています。
実は、”視野の広さ“には”個人差“があります。
顔の形とも関係すると思いますが...
例えば、右目で左方向を見た時に自分の鼻が邪魔をする為、見える範囲が限られてしまいます。
また、右目で右後方が見える範囲も人それぞれ個人差があります。
その為、自分が見える視野のギリギリ外側(この時に眼球は動かさない)で対象物を認識できるようにすることで、”周囲の状況を有利に把握することが可能“となります。
先ほどの”団子サッカー“を例にすると、ボールだけしか見ない幼児や低学年のサッカーでは、顔を上げたままドリブルするような選手は非常に少ないです。
しっかりと視野の外側を使ってボールなどを認識することができれば、“顔を下げて足元を見るような動作が確実に減っていくはず“です。
なお、活動中のサッカースクールでは、視野の外側ギリギリを使ってボールや対象物を見るようなエクササイズも行っており、”視野の強化“に繋がるトレーニングを意識して行っています。
C.焦点を合わせる
こちらは、
“対象物をしっかりと目で捕らえる能力“
となります。
サッカーなどの対人競技において、
“相手選手のユニフォーム(色)の識別や味方選手の識別は重要な要素“
でもあります。
更に、相手の”ボディーパーツ“も目で見て”違いを識別“できなければ、どのタイミングで技術を仕掛けるべきかが判断できません。
こちらもスクールで指導する選手たちを見ていると、何となく相手や周囲を見ているだけで、しっかりとこれらを識別しながらサッカーの技術を出せている選手が非常に少ないです。
その為、私自身がディフェンダー役となりながら、”しっかりと相手のボディーパーツを見るように!“と伝えています。
こうした活動の成果からかもしれませんが、少しずつ選手たちも私のボディーパーツを見て識別し、良いタイミングで技術を仕掛けることができるようになってきています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、”サッカーのボディーフェイント“についてと、”メッシのプレーから得た要素“について、”ライフキネティック・トレーナーの視点“からお伝えさせていただきました。
ライフキネティックの規約により、詳しいエクササイズのやり方や方法はお伝えすることができませんが、今回の記事に書いたようなエクササイズを行いながら、”サッカーのボディーフェイント“を向上できるように活動しています。
多くの方は、こうした能力が存在していることすら知らないでしょうし、もし皆さん自身がライフキネティックに接する機会があるならば、実際に会場に足を運んで肌で感じてもらうのが一番だと思います。
また、こちらの”ボディーフェイントを習得する為のムービレッスン“も”個人や親子を対象として活動“しております。
ここでは詳しくお伝えしなかった”フィードフォワードに関する技能“や”サッカーに必要な基本技術“についても詳細に説明を加えながらアドバイスをさせていただいております。
興味がある方は、是非ご利用を検討してみてください♪
また、今回の記事でライフキネティックに興味を持った方は、日本支部が主催している体験会に是非ご参加ください。
体験会については、下記の記事でもご紹介しています。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪