ファンタジスタ・サッカー選手「ロベルトバッジョ」ドリブルの極意。イニエスタの技術と比較!


イタリア国旗の配色の人工芝にサッカーボールがある画像

今回は、イタリアサッカーのファンタジスタ「ロベルトバッジョ」についてお伝えしたいと思います。

 

彼のドリブルやプレーは、まさに「天才」としか言いようがないものばかりです。

 

現在の子供たちは彼の存在を知らないかもしれませんが、私が高校生だった当時は、アメリカW杯が開催された年でもあるので、絶対に忘れることができない選手です。

 

当時のサッカーと言えば、やはり「ゾーンプレス」が盛んでしたね。

 

ACミランの黄金時代を築いたアリゴサッキ監督が、その後イタリア代表の監督となり、ワールドカップ本大会の予選リーグをギリギリで突破し、決勝戦まで駒を進めました。

 

ブラジル代表と対戦して延長戦の末、PK戦に持ち込むものの、彼自身がPKを外してしまうという残念な結果もあり、ワールドカップ準優勝で幕を閉じました。

 

この時のイタリア代表は、予選リーグから崖っぷちの状況で戦っており、そんな中でチームを救ったのは、やはり彼の天才的なドリブルでした。

 

ロベルトバッジョは、大きな膝の故障で選手生命を絶たれるアクシデントに見舞われるものの、それを克服してサッカーの舞台で大活躍していました。

 

経歴としては、


セリエC1のヴィチェンツァでプロデューを果たし、その後、フィオレンティーナに移籍するも、僅か数日で膝を負傷してしまいます。

ケガから回復してからも活躍を続け、ユベントスに移籍。ここでUEFAカップ優勝を成し遂げ、FIFA最優秀選手賞とバロンドールを受賞しました。

その後、インテル移籍が報じられるものの、あえてライバルであったACミランに移籍。そこで1年目は活躍したが、徐々に出場機会を失い、ワールドカップのイタリア代表として召集をかけてボローニャに移籍。

ここでの活躍が認められ、アメリカW杯で準優勝を果たす。(その後も色々と苦難の道のりがあったようですが、長くなるので省きます)


 

私は、彼の過去のプレーが詰まったDVDロベルトバッジョ・ファンタジスタを購入しています。

 

何度見ても彼のドリブルは凄いです。それほど足も速くないですし、フィジカルも強そうではありません。でもボールを持つと相手チームにとって危険な選手に変わります。

 

それでは彼の動画も紹介しつつ、彼の天才的なドリブルについてお伝えしていこうと思います。

 

ロベルトバッジョは足が速くなくてもドリブルで抜ける


セリエAユベントスのロゴが入ったフラッグ

最近では、歩くようにドリブル選手として、バルセロナに所属していたイニエスタが紹介されることがありますが、ロベルトバッジョもその1人だと思います。

 

ただし、ロベルトバッジョはイニエスタとは違って、ボールを長く持ち続けながらドリブルしていくタイプのような気がします。

 

ドリブルに絶対の自信があるといった感じでしょうか。

 

先ほど紹介したDVDの中で、ロベルトバッジョのインタビューが収録されているのですが、幼い頃に路上で靴がボロボロになるまでドリブルで競い合ったと話しています。

 

しかも、横幅の狭いコートを路上に作り、その中でドリブルをしながら技術を磨いていたそうです。こうしたことから、「狭いコートでドリブル」というのがキーワードのような気がします。

 

とにかく彼のドリブルは、コースが良いというか、「全体的に相手が見えているな」というのが感じられます。足は速くないのに、スルスルッとDFの網を掻い潜ってしまします。

 

たぶん、ドリブルをしながら周囲の状況を把握できているのでしょうね。そしてボールのタッチコントロールも正確なのでしょう。

 

ただ、無理な体勢や負担がかかるプレーが多いことから、膝の靭帯を痛める傾向が多く、それによってシーズンを戦えないといったことがしばしばありました。

 

でも幼い頃から、狭いコートでドリブルをしていたから、それ相応の技術とコーディネーション能力を持っていますね。

 

あとで動画でも出てくると思いますが、走りながら絶妙なファーストタッチを見せるプレーには圧巻です。

 

彼にとってサッカーボールは、キャプテン翼で言う「友達」なのかもしれません。

 

そんな彼のドリブルで私が一番好きなのは、ボールを蹴ると見せかけてインサイドで切り返すプレーです。一見何てことのないプレーなのですが、こうも簡単にディフェンダーを騙せる選手なんて、プロと言えどそんなに多くはないはずです。

 

この辺については、私が伝えているフィードフォワードも少なからず関係していると思いますし、「相手を騙す動き」といのが本当に得意なのだなと感じます。

 

狭いエリアでドリブルをすることの利点

イタリアのヴィチェンツァの路地

この画像のような狭い路地で、彼は幼い頃からドリブルをしていたのかもしれません。

 

ちなみにイニエスタは、幼い頃から大勢の大人がいる人混みの中でドリブルをして遊んでいたそうです。

 

やはりここでも、何となく狭いエリアの中でドリブルというのがキーワードのような気がしますね。

 

このように、ロベルトバッジョもイニエスタも、狭い範囲の中でドリブルをしていたことで、それに必要な能力を身につけていったように思います。当然、そこで脳の神経可塑性が起きて、様々な判断能力を身につけていったのでしょう。

 

では今回は、ついでにイニエスタの動画も一緒にご紹介します。

(一部省略していますので約30秒の動画です)

 

ロベルトバッジョの時代とは違って、より選手が密集したエリアでプレーしているようにも感じられますね。

 

彼の持ち味は、緩急を使った鋭い切り返しやターンの数々です。

 

ディフェンダーとしては、絶対にこっちに来るだろうと予測しているはずですが、それとは逆方向に切り返したり、ターンしたりします。

 

この瞬時の判断力は凄いものがありますよね。

 

これなら、それほど足が速くなくても、ボールのタッチコントロールとコーディネーション能力があれば日本人でも習得できそうな気がします。

 

といっても、実際にそのような選手は存在していませんが...

 

ロベルトバッジョのインサイド切り返し

少年サッカーの試合でボールを切り返してディフェンダーをかわす選手

先ほどのイニエスタと、これから紹介するロベルトバッジョのドリブルは、やはり何となく違う感じがします。

 

どのように説明すれば良いのか分かりませんが、戦術的な違いからなのか、ロベルトバッジョの方がゴールに対して直線的な感じがしますね。

 

イニエスタの場合は、チームとして「ボールを保持し続ける」というのが根底にあるので、そうしたプレーが多いように感じます。

 

イタリアのサッカーは、カウンターからの縦パスを巧く処理できなければゴールに繋げることができないので、ファーストタッチの重要性が出てくるのだと思います。

 

それではロベルトバッジョの動画を紹介します。

(一部省略していますので約35秒の動画です)

 

過去の選手ということもあり、画像はあまり良くありませんでしたね(汗)

 

それでもコートのコンディションなどを考えると、当時と今では雲泥の差です。

 

こうした環境でも、正確にプレーできていたのがロベルトバッジョです。これも狭いエリアや路地などでサッカーをしていた成果なのでしょうか。

 

もしかすると、学習転移が良い方向に向かったのかもしれませんね。

 

ということで、今回はファンタジスタと呼ばれたイタリアのサッカー選手ロベルトバッジョのドリブルについてお伝えしました。

 

彼のようなインサイドの切り返しを選手たちにも伝えていきたいです!

 

皆さんも明日から「狭い路地でドリブル」しないといけませんね(笑)

 

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