サッカーのシザース(フェイント)とは?ロナウドの動画で分かる3つのコツとやり方

サッカーで1対1の場面を下半身だけズームアップした画像
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今回は、”サッカーのシザース(フェイント)とは?“どのような技術なのか?

そして、”ロナウドの動画から分かるコツとやり方“をライフキネティック・トレーナーの視点から、お伝えさせていただきます。

 

まずは、いつものように意味を調べてみましょう。

 

シザースの意味
  1. はさみ。
  2. 両足を前後、あるいは左右に開閉する運動。

 

これだけだと意味が分かりませんよね(汗)

では、サッカーのシザースはどのようなものなのでしょうか?

 

サッカーのシザースとは?

サッカーにおけるドリブル・フェイントの一種。

左右の足または片方の足でボールをまたぐフェイント。

 

前回、ご紹介した”ステップオーバー“とは少し内容が違います。

 

 

文章で書いても、なかなかイメージが掴めませんよね?

 

では次のコーナーで、

シザースが得意な”元ブラジル代表ロナウドの動画“も含めてご紹介します!

 

①サッカーのシザースとは?

オフェンスの選手がボディーフェイントを使ってディフェンダーをかわそうとしている場面

それでは先に、”世界トップレベルのシザース“をお見せしたいと思います!

ここで紹介するのは、”元ブラジル代表FWロナウドの動画“です。

 

(一部省略していますので、約15秒の動画です)

 

こんなシザースを目の前でされたら、どちらに行こうとしているのか我々には判断できませんよね(汗)

 

本当に全盛期のロナウドは凄い!

 

では、先ほどご覧いただいた”ロナウドのシザース“には、”一体どのような特徴“があるのでしょうか?

 

では、次のコーナーからお伝えしたいと思います!

 

②ロナウドのシザース!

ブラジル代表ユニフォームの公式エンブレムとサッカーボールのキーホルダーをズームアップした画像

まず、”ロナウドのシザース“には、”ある特徴や共通点“があります。

 

ロナウドのシザースの特徴と共通点

ボールの手前ではなく、ボールの奥側をまたいでいる

シザースをしながら相手ディフェンダーも見ている

シザース後の動き出しが速い

 

他にも色々とポイントはあると思いますが、それぞれのシザースの共通点をあげると上記3点となります。

 

やはり、ここでも”相手の身体の動き(重視や軸)“をしっかりと見ていますね。

 

つまり、相手の身体の動きを見ながら、ここぞ!というタイミングで相手ディフェンダーを抜き去っています。

 

こうした能力の無い人が、ロナウドと同じシザースをやると...

何故か、相手ディフェンダーの足に自分から引っかかります(汗)

 

その原因は、

相手の身体の動き(重心や軸)がしっかりと見えていない

からだと言えます。

 

では、どうすればロナウドのように上手くシザースを使いこなすことができるようになるのでしょうか?

 

では次のコーナーで、そのコツをお伝えしたいと思います♪

 

③シザースのコツとやり方

ブラジル代表ネイマールがドリブルをしているイラスト

では、先ほどの”3つの特徴と共通点“をそれぞれ解説していきます。

 

3つの特徴

1.シザースする時の足の動かし方

2.シザースしている時の相手の身体の動き

3.シザースした後の動き出し

 

それでは、上記の特徴および共通点を踏まえた上で、”シザースのコツとやり方“を順にお伝えしていきます。

 

1.足の動かし方

オフェンスの選手がディフェンダーと1対1になっている場面の下半身をズームアップした風景

まず1つ目のコツは、

足の動かし方

 

これは先ほどのコーナーでお伝えしたように、”ボールの手前ではなく、ボールの奥側を素早くまたぐ“のが重要なポイントです。

 

シザースをする時の足の動かし方

“ボールの真上を通過するよりも効率が良い”

 

ではここで、”効率の良い足の動かし方“を動画で紹介しますね♪

 

今回ご紹介する動画は、

私が30代の頃に撮影した”シザースの動画“です。

 

画質はとても粗いですが、その辺はスルーしてください(笑)

(約5秒程度の動画です)

 

この頃は、まだデジカメの動画モードで撮影したこともあり、カシャカシャとピントを合わせるカメラの音が鳴っていますが...(汗)

 

途中、色々とオリジナルの要素を入れつつ、このように左右の足や片足でボールをまたぎます。

 

今回ご紹介した動画では、”ボールが静止した状態“で行っています。

 

でも実際は、

ボールが動いている状態で行う“ことになります。

 

さて、この技術(動き)を見ていて何か感じませんでしたか?

 

そうです!

足首から下の部分がボールの真上を通過するのではなく、”自分から見てボールの奥側に足を通している“のがハッキリ分かると思います。

 

以上のことから、

対面する相手ディフェンダーとの距離を考えた場合...

 

相手ディフェンダーとの距離感について

随時ボールは進行方向に動いている!

相手とボールとの距離が一足長以上は必要!

 

つまり、相手ディフェンダーの足に自分から引っかかる人というのは、”この距離感が掴めていない可能性が非常に高い“のです。

 

特に、少し練習して(習得したつもりで)、それを実際に1対1の場面で使っているジュニア年代の選手たちは、相手との距離が近すぎてしまい、自分からディフェンダーの足に引っかかっているのをよく見かけます。

 

逆に、相手との距離が近すぎることによって、”ボールの真上を足が通過してしまうといった非効率的な動き“になってしまいます。

 

シザースをする際の注意点

相手ディフェンダーとの距離が近すぎる

ボールをまたぐ時に、ボールの真上を通過させてしまう

相手との距離が近すぎると相手の足に引っかかりやすい

 

マーカー等の動かない障害物を使って練習している人は、特にこの辺の部分を意識しながら取り組んでみてください。

 

2.ディフェンダーを見るポイント

サッカーの試合でオフェンスの選手が左右2人のディフェンダーを見ながら対処している場面

次に2つ目のコツは、

ディフェンダーを見るポイント

 

ロナウドのシザースだけを見ている方は、いつまで経っても”ドリブルの駆け引き“が上手くなりません。

 

それは何故かというと、”相手ディフェンダーの身体の動き(重心や軸)を見ていない“からです。

 

まずは動画のロナウドが、”どのタイミングでディフェンダーを抜き去ろうとしている?“のかを、しっかりと観察してください。

 

ロナウドと対面するディフェンダーが、シザースの動きに翻弄されて、あたふたしている姿が確認できるはずです。

 

実は、このディフェンダーの”あたふたする動“がシザースを成功させる重要なポイントなのです。

 

私は、全ての答えを教えるのが好きではないので、ここではヒントとしてあげておくだけにします。

 

ロナウドのような判断が難しいシザースを連続で行えば、”ディフェンダーが勝手に重心や軸を変化させる“と思って構いません。

 

あとは、そのディフェンダーの身体の動きをシザースをしつつ確認し、相手が反応できないタイミングで抜き去るだけです♪

 

その為には、”ボディーパーツを見る能力“が必須です。

 

 

 

このボディーパーツを記憶することで、”瞬時に相手の身体の動き(重心や軸)を見抜くことができる“ようになり、更に”どのタイミングで抜き去れば良いのかが分かる“ようになっていきます。

 

それではここで、幼い年代でも相手の身体の動き(重心や軸)がしっかりと見えていれば、相手を抜くタイミングが分かるというのを動画で紹介したいと思います。

 

ここで紹介するのは、”韓国のイ・ガンイン“という選手です。

(一部省略していますので、約20秒の動画です)

 

この年代でも、鋭い動きで相手ディフェンダーを抜き去っていますね。

 

とにかく、”相手の身体の動きが見えている選手“というのは、このように瞬間的に相手を抜いたり、かわせしたりするタイミングが直感的に分かるようです。

 

当然、その時に自分の身体もスムーズに動かなければいけませんが、これを見て皆さんは、自分の身体をスムーズに動かす能力と、相手の身体を見る能力どちらが重要だと思いますか?

 

はい、そうです。

どちらの能力も絶対に必要ですよね。

 

シザースに必要な能力!

1.鋭く足(身体)を動かすコーディネーション能力

2.相手の身体の動きを瞬間的に見て判断する能力

 

こうしたことを踏まえて、次のコーナーでは”シザース後の動き出し“についてお伝えしたいと思います。

 

3.シザース後の動き出し

サッカーの試合でオフェンスの選手がディフェンダーをかわして抜き去る場面

最後の3つ目のコツは、

シザース後の動き出し

 

ここまで読み進めてきたことで、シザースを上手く使うコツが少しずつ分かってきたのではないでしょうか。

 

シザースを上手く使うコツ

1.足の動かし方

2.相手の身体の動きを見る

 

上記2つは、習得できそうで、なかなか習得できない項目かもしれませんが、サッカーで上を目指す為なら、是が非でも習得しておきたい能力ですよね。

 

さて、最後3つ目のコツですが...

それが、”フェイントを出した後の動き出し“になります。

 

実は、冒頭で紹介した”ロナウドのシザース“と、先ほど紹介した”イ・ガンインのシザース“には、”ある共通点“が存在します。

 

それが...

古武術で言う”井桁崩し(理論)“です。

 

井桁崩しに関する参考記事!

サッカーの膝抜きと井桁理論について

 

この理論で伝えている動きを、ロナウドもイ・ガンインも巧みに使っています。

 

だからといって、2人が共に古武術を習っていたり、習得したりしているということを言っているのではありません。

 

そのような動きと同じ、または似ているということです。

 

これは、生まれ持った才能なのかもしれませんし、彼らしか持つことのできない身体の柔軟性なのかもしれません。

 

当然このようなスムーズな動きは、ネイマールにも見られますし、あのメッシにだって見られるのです。

 

この動きができるようになると、

自分の身体を進行方向に押し出すような感覚が得られる

ようになります。

 

これまで指導してきた選手の多くは、

早くても”中学生以上でようやく気づく“ことができるようです。

 

その為の努力は必要です。

 

だって、持って生まれてこなかったわけですから、それを後になってから習得するしか方法はありません。

 

皆さんは 「そんなの絶対に無理だ!」 と考える方ですか?

 

ちなみに私は、”絶対に無理なんてものはない!“と考える方です。

 

何故なら”本人のやる気と行動が脳を変える“からです。

 

上記のことが分からない、知りたいという方は、下記の参考記事にも目を通してみてください。

 

 

この記事を読んで、しっかりと理解できれば、

この世に絶対に無理というものは無い

ということが、皆さんもきっと理解できるはずです♪

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

今回は、”サッカーのシザース(フェイント)“ということで、”ロナウドのシザースの動画から分かるコツとやり方“について、ライフキネティック・トレーナー独自の視点からお伝えさせていただきました。

 

これまでにも、シザース以外に幾つかのサッカーのフェイントや技術をお伝えしていますが、”サッカーの技術が上達する過程“というのは、決して単純なものではありません。

 

まだ慣れていない方は理解に苦しむかもしれませんが、しっかりと参考記事で紹介している”脳神経可塑性“について理解していただくことが、今後のサッカー上達の近道だと思ってください。

 

特に、このサイトでお伝えしている技術等は、

身体の動きを向上させればサッカーが上手くなるという表現はしない

ようにしています。

 

身体の動きを変えたいのであれば、”まずは自分の脳を変える“ことです。

 

最後に、ライフキネティックに関する参考記事もご紹介します。

 

ライフキネティックに関する参考記事!

クロップ監督が取り入れたライフキネティックとは?

 

少しでも皆さんに関心を持っていただけたらと思います!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました♪

 

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