サッカーの膝抜きと井桁理論について

今回は膝抜きとLSDに加えて、古武術にある井桁理論についてお伝えします。

こちらは以前お伝えした膝抜きとLSDの続きです。

 

「LSD(Long・Slow・Distance)」を日々行いながら、サッカーで有利になる為の膝の抜きを身体に沁み込ませていくと、次第に 新たな感覚 が得られるようになります。

これは自身でやってみないと絶対に得られません。そしてここからは、あくまでも私自身が実際に行って得た感覚として皆さんにお伝えしていきます。

まず「膝の抜き」の感覚が得られるようになると、徐々に「骨盤」や「肩」の動きに対して敏感になっていきます。古武術で言うと、身体の崩しの部分で「井桁理論」にあたります。

 

①膝抜きと井桁理論

まずは、参考動画がYouTubeにあったのでご覧ください。

(一部省略していますので、約60秒の動画です)

(一部省略していますので、約25秒の動画です)

この井桁理論ですが、実は知れば知るほど奥が深いです。

 

以前ご紹介した「古武術バスケット」の中でも、この井桁理論を取り入れた身体操作が幾つか紹介されており、特に1対1が多い競技やスポーツ等では、この井桁理論を駆使することで「相手の予測を混乱させる動きが可能」になります。

 

②サッカーにおける井桁理論

操り人形の画像

この井桁理論ですが、私のイメージとしては「操り人形」が一番に連想されます。

糸で宙吊りにされた人形を操るアレです。

このイメージと感覚を持てるようになると、人間の骨格を意識した「骨盤」や「肩」の動きが今までよりも理解しやすくなります。

これはよく私が選手たちに説明していたイメージですが...

アルミ缶の画像

上記の画像のようなアルミ缶を「片側だけ押し潰す」とどうなるか?

これを選手たちにイメージさせます。

一般的で同じイメージを持てる選手なら、この時に押し潰した逆側の中央部分が破裂または膨らむというイメージを持つはずです。

背伸びをして上体を横に倒している画像

これを人間の身体でイメージすると、上の画像のように押し潰した側の肩と骨盤が近くなり(縮む)、逆側の肩と骨盤が遠くなる(伸びる)という動きになるはずです。

こうしたイメージや感覚を持つことで、サッカーにおける井桁理論というものが少しずつ理解できるようになっていきます。

サッカーのドリブルで横に移動している画像

上の画像のように、向かって右側の肩と骨盤が近くなる(縮む)ことで、左方向への推進力を得るというのが井桁理論を最も簡単に説明または理解できる方法ではないかと思います。

他にも意識すべき細かい点は幾つかあります。

筋肉の「伸張反射」や「地面反力」など。こうした人体にかかる物理的な法則も意識しながら取り組んでいくと、より素早く左右への動き出しが可能になっていきます。

③井桁理論の先に見えたもの

身体が透けて骨が見えている画像

 

こうした活動の先に見えてきたもの。

 

それが「伸ばす」や「縮める」といった身体の動きに深く関係してくる「胴体力」というものになります。

 

ですから私の取り入れた流れとしては...

 

 二軸動作 → 古武術 → 胴体力

 

このように、二軸動作から興味を持つことになり、そして古武術で得た膝抜きと井桁理論によって、人の身体操作というものを追求していことになりました。

 

この井桁理論の先に見えた胴体力では、ただ単に伸ばすや縮めるといった動きをするのではなく、その時の軸の置き方や感覚を感じながら身体に問いかける作業が主になります。

 

ですから、小さなお子さんには難しい作業と言わざるを得ません。

 

でも、こうした身体操作を幼い頃から身につけさせていきたいと考えるのが、指導者の考え方であり、強い欲求でもあります。

 

そして、これら様々な身体操作を知った上で、自身なりに作り上げてきた各種トレーニングが、「現在ムービーレッスンで提供している内容」となっています。

 

私の中には、「子供は頭で理解するよりも、その動きを見て真似て感覚として記憶していった方が効率が良い」という1つの理念があります。

 

そして、これを幼い子供たちに「より効率的に習得」させていく為に、「ライフキネティックを取り入れた」のが最大の理由でもあります。

このライフキネティックを取り入れたことで、身体の動きを中心(先)に考えるのではなく、脳を中心(先)に考え、あくまでも「脳からの指令として身体を素早く機能させる」という考え方に変化していくことになりました。

 

ですから、先ほどまでの身体操作に加えて、現在ムービーレッスンでは「ライフキネティックの要素も加えた各種エクササイズを提供することが可能」となっています。

 

現状では利用登録ID数に限りがあります。まだまだ誰もが自由に学べるツールにはなっておりませんが、少しずつ窓口を広げ、より多くの方に各種トレーニングを提供していけたらと考えております。

 

この記事が「いいね!」と感じたら下記のボタンをクリックお願いします!

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村


少年サッカーランキング