サッカー腰痛と二軸動作。そして古武術との出会い...

 

今回は、当時の活動を始めるキッカケになった様々なメソッドの出会いについてお伝えしていきます。

インターネット上で、二軸動作や古武術などを目にした方なら興味を持って読んでいただけるはずです。

そして、少しでも皆さんにとって参考になればと思います。

 

目次

①サッカーにおける二軸動作

虹がかかった背景で4頭の馬が連なって草原を走る風景

当時、私は酷い腰痛に襲われていました。

 

精神科のリハビリ施設で働いており、利用者さんと交流しながら日々仕事をしていたのですが、ある時、利用者さんが読んでいた新聞に腰痛と二軸動作のことが書かれた記事が目に入りました。

 

何やら「常歩(なみあし)」と呼ぶそうです。

馬の歩き方をそのように言っているとのこと...

 

そこで帰宅後にインターネットで常歩を検索したところ、そのサイトで「二軸動作」というものを初めて知りました。

 

二軸動作を簡単に説明すると、身体を捻じらずに走る動作のことで、両方の足を上手く使って走るという動作のことのようです。他にも色々と理論はあるようですが、これがサッカーの上達に深く関わるのかは良く分かっていません。

 

二軸動作の書籍を片っ端から取り寄せて読んでみましたが...私の中にあるサッカーに対する疑問は残念ながら解くことができませんでした。

 

それでも二軸動作の著者とメールで情報を交わし、そこでLSD(Long・Slow・Distance)の重要性というものを知り、仕事から帰ると毎晩のようにその「LSD」を続けていたのを今でも覚えています。

 

ランナーの足元を写した画像

 

そしてインターネットで色々と検索しているうちに、古武術と出会うことができました。

 

こちらの古武術ですが、甲野氏とうい方が「日本古来から伝わっている身体操作を体系化したもの」です。この古武術を調べていると常歩は「ナンバ」と呼ばれる動きと、ほとんど同じだということが分かってきました。

 

そして甲野氏の書籍やDVD(動画)を見ているうちに、私の中でサッカーに対する動作の気づきが生まれるようになってきたのでした。

 

②サッカーに古武術を取り入れる

古武道で相手の手首を掴んで抑え込んでいる様子

先ほど紹介した古武術ですが、今となっては様々な分野で紹介され、書籍も出ています。

 

当時は、介護をする際に無駄な力を使わず介護する人を移動させられる方法として注目されていたようです。その他にも格闘技やバスケット、卓球といったスポーツでも盛んに取り入れられていました。

 

でもいくら調べても探してもサッカーの古武術だけは目にすることがありませんでした。

 

それなら私自身でサッカーに古武術を取り入れたトレーニングを作ろうと、当時某私立高校サッカー部の選手たちとトレーニングを検証していくことになりました。

 

そして高校生たちを指導する傍ら、自宅では「サッカー動作の気づきで変わる!」のサイトとブログを立ち上げ、そこで日本全国の中から私のトレーニングを試してもらうために無料でモニターになってくれる人を募集しました。

 

そこで出会ったのが、当時のガンバ大阪ジュニアユースの選手と、のちにアカデミーに合格する選手でした。

 

この2名の選手が、より高いレベルの環境で、私の作り出したトレーニングが通用するのかを試してくれていたと思います。ガンバ大阪ジュニアユースの選手は2軍から1軍に昇格してレギュラーになり、アカデミーを受験した選手は見事にセレクションに合格!

 

私の中にあった不確かだった部分が確信に変わる瞬間でもありました。

 

こうして私の活動は、1つの「コミュニティー形成」まで進化し、インターネット上で様々な人と出会うキッカケを作ることになっていきます。

 

そしてそのコミュニティーに加わった多くの方が、強豪クラブやJクラブのセレクションに合格したり、強豪校へサッカー進学したりする選手があらわれ、最近では全国大会出場メンバーやレギュラーとして出場する選手もあらわれるようになりました。

 

こうなったら、とことん追求するしかない!
もっともっと追求して、力を必要としない身体操作を実現しよう!

 

このような経緯から、現在のムービーレッスンが誕生しています。

 

③古武術バスケットと共通する部分!

古武道で相手の手首を掴んで抑え込んでいる様子

古武術の書籍や参考書の中に、「古武術バスケット」というものが存在します。

 

私はこの本の中に、サッカーに共通する部分があるのではないかと考え、実際に当時の高校生たちと様々なサッカーの技能を検証していきました。

 

 

このような感じで、無回転ボールの蹴り方DFを次々と抜き去る為のドリブルをトレーニングの中から1つ1つ作り上げていきました。

 

パスをするCロナウドの画像

 

 

ここが私のトレーニングメソッドの始まり(原点)でもあります。

 

こうしたトレーニングメソッドの数々を、当初はサイトやブログ等を使ってインターネット上で公開しておりましたが、あまりにも多くの方から「教えてほしい」という要望が増えてきてしまったこともあり、互いに情報交換ができる「コミュニティーを形成」しました。

 

ちなみに古武術バスケットですが、この参考書の著者が桐朋高校バスケット部の監督で、現在ライフキネティックサッカースクールの活動をしている国立市にあります。毎週サッカースクールの指導に行く途中、その学校の横を通っています。

 

偶然でしたが何かしら古武術バスケットとは縁があるようです(笑)

 

そして、古武術の身体操作を追求していくうちに、ある1つの理論と出会いました。

それが胴体力です。

 

 

この「胴体力」ですが、実はサッカー日本代表の長友選手が編み出したヨガトモに影響を与えた理論でもあります。

 

こちらの情報は、次回以降ブログでお伝えしたいと思いますので、是非こちらのブログをブックマーク(お気に入りに登録)しておいてください♪