今回は、”ライフキネティックの本や書籍が日本国内に存在するのか?“と”ライフキネティックのトレーナー資格のご紹介“をさせていただきます。
また、ブログやインターネット上でお伝えできる範囲内で、ライフキネティックのトレーナー制度等について簡単に説明しようと思います。
初めてブログに訪れた方は、この記事を読み終わった後にでも、日本支部が配信している公式動画を参考にしながら、インターネット上でライフキネティックの体験を楽しんでみてください♪
※脳神経可塑性を考えた運動スキルの習得と、脳神経科学者たちの動画を用いて、ライフキネティックを分かりやすく解説しているつもりです(笑)
目次
①ライフキネティックの本や書籍は存在するのか?
それではまず、”ライフキネティックの本や書籍が存在するのか?“についてお伝えしたいと思います。
ちょっと前までは、Googleで「ライフキネティック本」と検索をしても、「Amazon」が検索上位に出てくるだけでしたが...
ここにきて、皆さんが待ち望んでいたライフキネティックに関する書籍が発売されることが決定しました!
以前までは、Google検索で引っかかった本や書籍もありましたが、これらはライフキネティックのトレーナー資格を持った海外の人が書いた、または出版しただけのモノばかりで、ライフキネティックに深く関係しているドイツサッカーのトレーニング内容が書かれているだけのモノだったと思います。
でもご安心ください♪
ライフキネティックの発案者である”ホルスト・ルッツ氏が書いた書籍が日本語訳で2020年8月27日に発売“されることになりました。
もしかしたら注文が殺到して、”あっという間に品切れになる可能性がある“ので、興味のある方は、お早めに予約購入してくださいね♪
早速、私もAmazonで予約購入しました(笑)
これまでは、ライフキネティックが”商標登録されている“こともあり、それらしい本や書籍は販売されていませんでしたが、発案者が書いたものが日本語訳されてダイヤモンド社から販売されます。
つまり、商標登録がされていたことにより、無断でライフキネティックという文字を使用した本や書籍を他の人が発行することはできなかったのですが、”ライフキネティック発案者であるホルスト・ルッツ著のものが今後は読める“ということになります!
2020年8月27日以降にならないと、この書籍を手にすることもできませんし、内容を知ることもできませんが、たぶんライフキネティックの理論に関することは書かれていないと思います。
というのも...
ライフキネティックに関する理論を無断(ドイツ本部の了承無し)で、一般の方に伝えてはいけないことになっているからです。
その権限を持っているのは、”ライフキネティック・ドイツ本部“と、日本国内では”ライフキネティック・日本支部だけ“だからです。
何故このように自由がきかないのかというと...
実は、それには深い理由があります。
②なぜ日本国内にライフキネティックの本や書籍が存在しなかったの?
私が使用しているライフキネティックのロゴですが、実は”ドイツ本部および日本支部から利用許可されている者だけが使用できる権限“があります。
ですから、こちらの画像を一般の方がコピーして使用することは著作権法に違反します。(トレーナーでない方は、無断で利用しないでくださいね)
しっかりと日本支部がインターネット上を随時監視しておりますので、無断でコピーするなどして、自分のサイトやブログ等で利用しないでください。使用したことで生じる損害に関する受付は一切しませんし、全て自己責任となります。
ライフキネティックは、ドイツの”運動学者ホルスト・ルッツ氏“が考案しました。
このライフキネティックの理論が、世に広まるまで大変な苦労をされたそうです。当時は、それで食べていくのもやっとだったという話をマスタートレーナー(私たちトレーナーを指導する人)からお聞きしました。
それでも彼は、このライフキネティックの研究を諦めませんでした。
それだけ、このライフキネティックという”運動プログラムの効果に期待を寄せていた“ということなのでしょうね。
そして、ドイツ国内でライフキネティックを取り入れた滑降のスキー選手(ノイ・ロイター)が、世界大会といった表舞台で活躍しはじめたところ、”当時ドルトムントを指揮していたクロップ監督“を介して、一気にサッカーの世界へと広がっていきました。
当然、その情報を耳にした様々な企業が、ライフキネティックをいち早く自分たちの国内で広めようと必死になります。
しかし、ここである問題が生じました。
それがライフキネティックの理論を許可なく使用する行為です。
日本国内でも、この”商標登録や著作権が大きな問題“となっています。
したがって、”無断でライフキネティックの文字やロゴ等を使用している団体等“には、ライフキネティック日本支部から無断で使用を禁止する旨の連絡が必ず届きます。
話によれば、無断で使用していた方(団体?)が、日本支部から注意や指摘を受けたことにより、その後、”本人が直接ライフキネティックのトレーナーの資格を取りに来た“という事例もあったようです。
ですので、こうした”商標登録や著作権の関係“で、”日本国内には許可されたライフキネティックの書籍や本は一切存在しなかった“ようなのです。
これはあくまでも私の憶測ですが...
いつかライフキネティック日本支部のアンバサダーたちが、ドイツ本部や日本支部の許可を得るか、または共同で、ライフキネティック関連の書籍を日本国内で出版してくれるのではないでしょうか。
と考えていたところ、本人が書いた書籍が日本語訳で発売されちゃいましたね(笑)
あくまでもこれは私自身の憶測であり、ドイツ本部がそれを許可しない限り、今後それらが実現することはないでしょう...
ちなみに、ライフキネティックのトレーナーだけが、唯一ライフキネティック理論の書かれたとても”分厚いファイル(説明書?)を各自所有“しています。
つまり、”日本国内で唯一ライフキネティックの理論が書かれている本(書籍)を持っているのは、ライフキネティックの資格を有するトレーナーだけ“ということになります!
③ライフキネティックの資格について
私が保有している”ライフキネティックのパーソナルトレーナー“であれば、特に制限なく、ライフキネティックのエクササイズや知識を”参加者と対面式の指導で世間一般に広めても良い“ことになっています。
そして、ライフキネティックのトレーナーには”幾つかの種類が存在“します。
よく私のところに、「ライフキネティックのトレーナーについて興味があります」と時々質問をしてくる方もいるので、今回特別に、ライフキネティック日本支部サイトの説明が分かりにくいという方の為に!!
・どのようなトレーナー資格種別があるのか?
・資格を取得する為に必要な費用はどのくらいか?
・資格取得に必要な受講日数は?
・その他に必要なことがあれば教えて!!
といったことを私の意見も踏まえながら、分かりやすく簡単にご紹介していきたいと思います♪
1.個人運営者向けパーソナルトレーナー
私が保有しているライフキネティックのトレーナー資格が、この”パーソナルトレーナー“という区分です。
どなたでも取得ができて、用途も様々です。
受講対象者 | 一般の方 ドイツ本部と個人契約 |
受講日数 | 5日間 |
受講費用 | 70,000円+ライセンス取得費用100,000円 |
計170,000円 |
営利を目的として、顧客を集めてライフキネティックの指導をすることが可能です。
参加者を募集して、個人で教室等の開催や運営もできます。
チームトレーナーに該当する範囲の活動をする場合は、ライセンス料50,000円で追加ライセンス取得が可能です。
※私の場合は、パーソナルトレーナーのみ所有しています
・個人を対象としたパーソナルトレーニング
・定期的なグループレッスン
・団体・チームやクラブなどへのトレーニングやエクササイズの提供
(委託や派遣での指導も含まれる)
2.クラブ指導や介護向けチームトレーナー
こちらは、自身のチームやクラブ、介護施設等で指導したい方にお勧めです!
受講対象者 | 下記1~3のスタッフや職員 ドイツ本部と個人契約 |
1.アスリートチーム(チーム所属スタッフ) 2.習い事(各種スクールのスタッフや塾などの職員) 3.福祉(福祉施設や病院の職員) | |
受講日数 | 4日間 |
受講費用 | 56,000円+ライセンス取得費用100,000円 |
計156,000円 |
・各チームやスクール、施設や部活単位で登録
・登録した範囲内でライフキネティックの指導が可能です
・ライフキネティックの指導を実施するチームの登録が必須
(登録数は3チームまで)
・チーム登録の変更はいつでも可能
・遠方のチームでも登録は可能な為、出張で指導もできます!
4チーム目以降は、追加ライセンス料20,000円を支払う事で登録可能。
登録変更は日本支部に連絡すればいつでもできます♪
・□□□スクール
・〇〇〇チーム
・△△△デイサービス
・☆☆☆中学校☆☆☆部
3.学校や教育関連向けスクールトレーナー
学校、教育関連の方は、こちらを取得すると良いでしょう♪
受講対象者 | 主に学校教育機関の職員 ドイツ本部と個人契約 |
受講日数 | 3日間 |
受講費用 | 42,000円+ライセンス取得費用50,000円 |
計92,000円 |
・幼稚園/保育所
・小学校/中学校/高校
・専門学校/大学
上記の教育機関に通う生徒に対し、正課授業としてライフキネティックの指導が可能です
ただし、上記の職員が対象で在籍証明書の提出が必須です
ライフキネティック実施可能範囲は登録された学校校内のみ
一般の人を対象にしたライフキネティックの指導はできない
部活動でのライフキネティックの指導は、チームトレーナーのライセンス取得が必要です
4.法人向けクラブトレーナー
法人で、顧客などにライフキネティックを提供するならこちら!
受講対象者 | 主にスポーツ/フィットネスクラブ ドイツ本部と法人契約 |
受講日数 | 4日間 |
受講費用 | 56,000円(1人) |
ライセンス取得費用 | 30,000円(毎月) |
・大手フィットネスクラブ/スポーツクラブ
・総合型スポーツクラブ
上記の法人施設等で、顧客にライキネティックを提供できます
・クラブや施設と法人契約し、クラブや施設職員が対象です。
・対象施設は2000㎡以上または会員数1001名以上の施設
・登録した施設での指導に限定
・指導する際の料金は自由に設定することができます
5.個人運営&クラブ指導のダブルライセンス!
これは何とパーソナルトレーナーとチームトレーナー両方の活動ができます!!
受講対象者 | 一般の方 ドイツ本部と個人契約 |
受講日数 | 5日間 |
受講費用 | 70,000円+ライセンス取得費用150,000円 |
計220,000円 |
・個人で活動するパーソナルトレーナー活動
・上記に加え、チームトレーナーの指導も可能です
・登録したチームの指導のみ
・登録数は3チームまで
・もちろん登録チームであれば、遠方での出張指導もできます!
・参加費用の有料と無料を自由に設定できる!!
もし資格取得に興味があり、ライフキネティック体験会や教室の個人運営、および派遣/委託で体験会や教室を運営したい方は、私のようにパーソナルトレーナーの資格取得をお勧めします♪
2018年12月には、
某オートレース選手養成所
からの飛び込み依頼もありました。
ライフキネティックのパーソナルトレーナーになっていたからこそ、こうした仕事が急に舞い込んでくるのだと思います。
ある意味、将来的に新しい職業としても期待が持てますよね!
④ライフキネティックの「やり方」は?
それでは”ライフキネティックのやり方“についてですが...
実は、残念ながらこちらは企業秘密の為、ここで詳細にお伝えすることはできません。
記事の冒頭でもお伝えした通り...
2019年5月現在において、ドイツ本部よりインターネット上でライフキネティックの指導やプログラムの提供をしてはならないという追加事項の規約が課せられました。
その為、(今だけ?)世間に出回っているインターネット上の記事やエクササイズを紹介している動画などを見ながら、ライフキネティックはどのような運動プログラムなのかを憶測で判断するしかありません。
ケチだなと思うかもしれませんが、私がここで詳細にライフキネティックのやり方について説明してしまうと、他のトレーナーさんたちのライフキネティック普及活動に支障が出てしまうからです。
この辺も、ライフキネティック考案者であるホルスト・ルッツ氏は考えてくれているのですね。
ライフキネティックのトレーナーたちが、今後ライフキネティックを普及する活動(ライフキネティック教室の運営等)をスムーズに行っていけるようにと、ライフキネティックの理論が世間一般に流出しないように食い止めてくれているそうです♪
ちなみに、もし私が所有しているライフキネティック理論が事細かに書かれた分厚いファイルが、世間一般に流出してしまったとしても、一般の方々には何のことが書かれているのか分からないように工夫および作成されているそうです。
つまり、ライフキネティックのトレーナーになる為に、受講した方だけにしか分からない内容や説明になっているということなのでしょう。
少し話が戻ってしまいますが、やはりここで問題になるのが商標登録です。
ホルスト・ルッツ氏が長年かけて築き上げてきた研究成果を、あっさりと崩してしまうような人たちがいるというのは、ライフキネティックのトレーナーとして、とても残念に思います。
ある団体では、ライフキネティックと似たようなエクササイズを提供し、それを「我々組織が新たに作り出した新しいエクササイズだ!」と言わんばかりの勢いでエクササイズを日本国内で広めてしまっています。
でも、ご安心ください♪
それはライフキネティックではありませんからね(笑)
ただ同じようにライフキネティックのエクササイズを真似ただけでは、絶対にライフキネティックにはなりません。
多くの方は、ライフキネティックのエクササイズを真似すれば、それがライフキネティックだと大きな勘違いをしています。
参加者とトレーナーが対面し、参加者の変化や弱み強みを随時観察していきながら、適切なタイミングとアドバイスで常に新らしい課題を提供していくこと
とされています。
したがって彼らには、最も重要である脳神経可塑性を活用したライフキネティック運動プログラムの理論が欠けているのです!
彼らには、ライフキネティックのような分厚いファイルはありません。
たぶん...
こうした経緯も踏まえて、今回の記事をお読みになった皆さんには、直接ライフキネティックのトレーナーが開催する教室に足を運んでいただくなどして、今後、ライフキネティックに期待できる部分がどのようなものなのかを知っていただければと思います♪
そして、私が活動しいる”ライフキネティックを取り入れたサッカースクールの開催地は、東京国立市(立川/国分寺/府中/埼玉)“です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、今回は、”ライフキネティックの本や書籍が日本国内に存在するのか?“と”ライフキネティックのトレーナー資格のご紹介“をさせていただきました。
ようやく、”ライフキネティックの書籍(ホルスト・ルッツ著)が2020年8月27日に発売“されることになりました♪
どのような内容なのか私自身も非常に楽しみです!
一緒に職場で働く有資格者(理学療法士など)たちも、非常に興味を示しており、真剣に書籍の購入を検討されている方もいます。
興味がある方は、是非Amazonから購入してみてください!
この記事を読んで、「一度、ライフキネティックを体験してみたい!」という方は、是非お待ちしておりますので、気軽に下記のお問い合わせからご連絡ください♪
現在、都内での活動は自粛しておりますが、茨城県つくばみらい市でライフキネティック体験会を開催しておりますので、お近くの方でライフキネティックに興味がある方は、是非ご予約の上ご参加ください!
ここまでお読みくださりありがとうございました♪